リハ職の実践的「採用手法」
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抱える課題が何かと質問されると、「採用」と答える会社は少なくないでしょう。
昨年から事業拡大に取り組み、理学療法士などリハビリ職を採用した会社は、リハデイ、訪問リハビリ、自費リハビリとそれぞれの事業で希望通りの人数を採用できました。
現在は現場で目覚ましい活躍をしています。
リハ職の就職・転職の「背景」と「対策」
まず知っていただきたいのはリハ職が転職しようと思う動機と背景です。
一般的に学校を卒業すると病院など「医療」への就職が第一優先ですが、
3~5年経つと転職を考え出します。
理由は概ね3つです。
・先輩や同期がドンドン転職するため、自身も考える
・役職枠が埋まっているため、キャリアアップが難しい
・結婚などライフイベントに合わせて収入を増やしたい
全職種の2021年有効求人倍率は1.0倍~ですが、リハ職は常に2.0倍以上ですので、転職が比較的容易なことも背景にあります。
(※厚生労働省の発表より)
企業側としてはこれらを考慮し、求人内容を見直すことがお勧めです。
採用が上手な企業は競合に見劣りしない職場環境や福利厚生を整えています。
給与については据え置きかやや微増でも採用できるようキャリアアップ制度をわかりやすく策定しています。
その結果、20代~30代の活躍できる社員の採用に成功しているのです。
自社の求人が見られているか?
リハ職が採用情報を確認する手段はほとんどがインターネットです。
具体的な検索方法はGoogleで「職種 地域 求人」という3つの単語を掛け合わせた検索をします。
そして、検索結果で上位に表示されるのは、紹介会社がほとんどです。
読者の皆さまも紹介会社から営業電話やFAXを受けた経験があるでしょう。
さらに、インディードのような求人メディアが多数あるため、
求職者も何を見てよいのかわからなくなっています。
実際に採用後に話を聞くと、多くの方が「情報が多すぎて困った」と答えます。
そのため、採用を強化するときには表示されたサイトへまずは登録していきます。
次にサイト内でも検索順位を上げるために内容を適宜修正します。
給与の設定や職場環境ももちろん大事ですが、そもそも見られているのか?
人事担当者に確認しても掲載後に確認をしていない、少ない会社が多いです。
まずは「自社の求人が見られている状況を作る」から始めてみてください。
最後になりますが、リハ職にとって魅力的であり業界トレンドとなっている事業をご紹介します。
病院リハや訪問リハと比較し生産性が2倍の高収益であり、給与アップの実現性が高い事業です。
企業も「採用」に向けた商品力(事業)を考えると思いますが、他社にない魅力的な事業は優れた人材を引き寄せます。
リハ職がキャリアアップを目指せるため、採用成功率が非常に高い事業です。
(採用までの期間は平均2.5ヶ月)
3月1日から始まる下記セミナーへご参加いただければ、参加費内で事業参入の可否の参考となる商圏レポートと収支計画をプレゼントさせていただきます。
ゲスト講師は目指していただきたいモデル企業となります。
【商圏レポート・事業計画書プレゼント】セミナーの詳細
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最近は有料老人ホーム内へ移転し、宿泊・入居をセットとした取り組みも行い実績を出されている好事例となります。
この記事を書いたコンサルタント
久積 史弥
理学療法士として病院、介護会社の責任者を経験した後に船井総合研究所に入社。前職では訪問看護事業の営業、看護師・理学療法士など約30名のマネジメントに従事、高収益事業として組織を牽引した実績を持つ。 現在は、介護・医療・保険外と幅広い領域でコンサルティングを行う。新規事業の立ち上げの経験が豊富であり、資格者採用・育成による組織活性化、営業による顧客獲得を得意とし、事業推進の手腕に定評がある。