今回は、船井総研のHRD支援本部　採用グループ・手塚 颯より
下記をお伝えいたします。

少子高齢化に伴い介護人材の不足に拍車がかかっているという話は
皆様ご存知の通りかと思います。

介護人材は、有効求人倍率が3倍を超えるエリアも珍しくなくなってきました。

本日は、そんな時代にこの半年間に採用コストを一切かけずに0円で
複数名の有資格者・幹部職員の採用を実現している社会福祉法人聖徳会様の
成功ポイントをご紹介します。

社会福祉法人聖徳会様の成功のポイントは、
“採用マーケティング”を実践しているということになります。

“採用マーケティング”とはどういうことか。
簡単に説明すると、“誰に”ד何を”דどうやって”ということをしっかりと洗い出したうえで
戦略的に採用活動を実施しているということです。

「当たり前のことじゃないか！」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
実際に改めて自社と競合他社との採用上の優位性や現在採用したい人物像を経歴や性格、
それをどうやって具体的に求職者に対して伝えていくかを戦略的に実践している企業様は
ごくわずかかと思います。

ではなぜ、採用マーケティングが重視されるようになったのか？
その理由の１つに採用手法の変化があります。

これまでの採用活動では、紙媒体やウェブの求人媒体、ハローワークなど
外部のプラットフォームを利用していたので、他社が用意したフォーマットの中で
限られた情報量しか伝えられないがゆえに自社の魅力を最大限訴求できませんでした。

その結果、求職者には待遇などの条件面や企業のブランド力などの
わかりやすい要素で判断されてしまい、どうしても中堅・大手企業が有利な時代でした。

ただ、時代が変わりインターネットの普及に伴うダイレクトリクルーティングといった
求職者に企業自ら他社を介さずに自社メディアやSNS等で直接アプローチする採用手法により、
企業が求職者に対してその企業の魅力を最大限伝えることが可能になりました。

実際にこのような時代の変化を適切にとらえて、社会福祉法人聖徳会様も
自社の魅力をしっかりと反映させた採用サイトを活用することによって無料採用の実現を
可能にしております。

※参考：社会福祉法人聖徳会様採用サイト
https://recruitment.syoutokukai.jp/

この採用マーケティングの視点をもって採用活動をおこっている企業とそうではない企業で
採用の成否が今後明確に分かれるようになっていくかと思います。