皆さん、こんにちは。
船井総合研究所の沓澤です。
2018年4月の改定に向け、社会保障審議会で協議が行われています。
その中で、利用者負担の増が案として出されています。
現役世代並み所得相当の高齢者については3割負担にすることが検討されています。
本人の合計所得金額が160万円以上の場合は2割負担。
それ以下の場合は、1割負担というのが現在発表になっている見直し案です。
これは、資料を読み解いていくと、要介護1と2の見直しの対案として出されている内容です。
つまり、負担額を増額させることで財源を確保していくことが狙いとなります。
負担額の増額は、現状の制度内容を維持していくのであれば、避けて通れないでしょう。
負担額の増額は、利用回数や入居率に影響を及ぼします。
単純に3割負担と言いますが、2割負担が3割負担になるだけでも150%の値上がり率となります。
そのため、サービスを利用する側からすると費用対効果をより意識することでしょう。
効果がなければ、余計な費用は払いたくないというのが消費者の心理です。
利用を制限する方も出てくることでしょう。
これらを踏まえると、今のうちに客数(利用者数・入居者数)の最大化を図る必要があります。
売上はどの事業についても、客数×客単価で決まります。
報酬が下がり、客単価が減少する中、客数までも下がってしまえば売上は大きく減少することになります。
来年1年間で稼働率と入居率の最大化を図ることを目指していただければと思います。
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