最近、すっかり肌寒くなってきましたね。
皆さんも体調にお気をつけて過ごされてください。
さて、本日は、稼働率アップの話なのですが、
最近ケアマネさんが考えていることをお伝えさせていただきます。
昨今、あらゆる業界がシニアマーケットに参入しています。
わかりやすい例をあげますと、既存の介護事業の他に、調剤薬局、訪問歯科、訪問マッサージ、
老人ホーム紹介業、シニアホームケア事業、弁護士、司法書士、社労士などです。
こういった業界や業態の営業マンがケアマネさん方に営業をかけている実態があります。
ということで、最近ケアマネさんからは下記のようなお声をよくお聞きするようになりました。
「名刺を渡しても営業に来られるだけだから基本あまり渡さないようにしている」
「明らかに収益目的のところは話も聞きたくない」
「介護事業であっても、できてすぐのところは様子見をして、潰れないか判断してから紹介するようにしている」
「サービスがありすぎて、はっきりこれができるという強みが他社よりわからなければ、新規のご利用者様のケアプランをどうするかのタイミングで頭にさえ浮かんでこない」
「口だけで説明されても、利用者さんに紹介できない」
要するにケアマネのみなさんが何を感じているかというと、
営業をかけられることに対してうんざりしており、ご利用者様にとっていかにいいサービスで何をやっているかがはっきりご利用者様にもわかる形で見える化できていないとダメな状況になってきているということです。
では、そこで皆さんは何をしなければならないのか。
答えは、シンプルです。
①皆さんが何のために事業を営んでいるのかを再度考えていただくこと。
②そのための施策がサービス、スタッフの対応に落とし込まれているのかを確認すること。
それをしっかり考え、①、②が他社に比して上回っており、ケアマネ様にしっ
かりと伝えられれば、稼働率は自ずと増えていくはずです。
皆さんの運営の一助になれば幸いです。