稼働率アップのために現場職員が取り組んでいることは何でしょうか?
稼動率をアップさせる方法は大きく分けて3つあります。
①登録者数を増やす
②1人あたりの利用回数を増やす
③欠席率を下げる
①の「登録者数を増やす」については、施設長や広報担当の方が、
力を入れて取り組んでいることと思います。
②③はいかがでしょうか?
力を入れられている法人様は少数なのではないかと思います。
最近、お付き合いの始まった法人様では、こんなことを聞きました。
・以前と比べて一人当たりの利用回数が減っている
・欠席率が高い
・欠席の理由を聞くと、「雨が降っているから」というよくわからない理由が返ってくる
では、なぜこのようなことが起きているのでしょうか?
皆様も少しずつ感じられているかと思いますが、
デイサービスのニーズが変わりつつあります。
今まではご家族の負担を軽減するために、
安全にご利用者様をお預かりする施設が求められていました。
しかし、これからはご家族の負担軽減だけでなく、
ご利用者差様自身の満足が、より求められるようになっています。
ご利用者様の満足のために、
ご利用者様が何を求めているのか、何を実現したいのかをしっかりとキャッチする。
それに向けて、プログラムづくり、施設づくりをしていくことがポイントとなります。
これは1人2人の取り組みではなく、
現場の職員全員で、全力で取り組まなければ実現できません。
これが上手くいくと、
ご利用者様の満足度が上がり、
利用回数のアップ、欠席率の減少につながります。
以上が現場職のできる稼働率アップのための取り組みです。
いかがでしょうか?
そうは言っても、何から始めれば良いかわからないかも知れません。
そのような場合は、
まずは、「ご利用者様の目標・希望、ご家族の希望」共有シートを作ってください。
このシートを使ってスタッフ間で共有することで、自然と変わっていきます。
欠席率が半分になれば、稼動率も大きく変わっていきます。
是非、稼働率アップに向けて、チャレンジしてみてください。
船井総合研究所 在宅介護チーム 金親英聖