皆様、こんにちは!
船井総合研究所 医療・介護・福祉・教育支援部の管野(かんの)です。
離職率が高いとされている介護業界。
実際に職員の離職が多く、それに悩んでいる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
我々の業界では、高齢者が増える一方で労働人口が減っていくことが約束されていますから、ここが経営の肝になっていきます。
介護専門のコンサルタントとして断言しますが、これから先は利用者よりも職員の確保の方が重要となっていきますので、しっかりと対策をとっていきましょう。
「○○さん、やめちゃうみたいだよ・・・」という会話が頻繁に、そして何の抵抗もなく飛び交っている職場は危険信号!です。
退職は決して「ある日突然起こるもの」では、ありません。
しっかり気がついていますか?退職フラグ。
実は、退職していくほとんどの人が「退職」する前にちゃーんと合図を出すように「退職フラグ」を立てています。
しかし、上長や管理者がまったく気づかず、そのフラグを回収せずにいると・・・
ちょっとしたことをきっかけにして「退職のトリガー」が引かれ、「今月末で退職したいんですけど・・・」となってしまうわけです。
退職率を下げたいなら、まずはこの流れを正しく認識することが大切です。
そして「退職トリガー」を引かせないことに注力するのではなく、「退職フラグ」が立っていることを発見できるようになっていきましょう。
退職フラグを発見できるように、フラグが立ちやすい(立っている)シーンがありますので、ご紹介します。
・仕事で失敗してしまった人
・最近、笑顔が減ってきている人
・職場で役割を見失ってしまっている人
・不平等な仕事を与え続けてられてしまっている人
・単純ないじめ
・がんばっているのに、しっかりと評価されていない人
・遅刻、欠勤が増えてきた人
などが挙げられます。
人によってさまざまな理由で退職フラグを立てていきます。
しかし管理者・リーダー・上司がこれに察知して、退職フラグを回収してあげると、ひとまずは退職トリガーが引かれることはなくなります。
メンバーに関心をしっかりもって、そして表情をよーく見て、退職フラグを発見する力をつけていきましょう。
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今回の担当コンサルタント
医療・介護・福祉・教育支援部 施設介護チーム チームリーダー
管野 好孝(カンノ ヨシタカ)
小売業の店長職を約10年間経験し船井総研へ転職。前職時代では某大手レンタル業界の店舗をたった1年で日本一に導いた実績を持つ。
船井総研入社後は前職時代の経験を生かし、主に介護事業に特化して、新規開設、稼動率アップ、組織活性化、人財採用・人財教育・研修などのマネジメント、組織活性化コンサルティングの支援を行っている。
『施設の業績は、スタッフモチベーションで決まる』というのが自らも実践したポリシーであり、現場中心型の活性化コンサルティングを提供している。