介護業界の人手不足、効果的な対策とは?
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あけましておめでとうございます。
新年一発目のメルマガ記事は「施設介護チーム」の管野(かんの)がお届けいたします。
せっかく新年一発目なので、新年に気をつけたい介護事業運営のポイントを1つ紹介します。
それは大晦日や正月など、特別な日に勤務されている職員への接し方です。
どんな祝日であっても営業している以上、現場職員はシフト通りに出勤しなければいけませんが、本来は世間ではこれらの休日を特別な日として楽しみ、堪能しています。
これはシフトで決まっているので当然なのですが、やっぱり職員は気持ちのどこかに「自分が出勤になってしまった」という気持ちはあるものです。
そんな職員に声がけしていますか?
介護業界のトレンドとして、「人手不足」があげられます。
この対策として取り組んでいただきたいのが「働きやすさ」の向上です。
働きやすさとは、「勤務時間の融通性」や「休日取得のしやすさ」などがありますが、
「職場の温かさ」というのも働きやすさのひとつです。
「こんな日の勤務」に対して「ありがとう」を伝える。
「手当てを出ているから」・・・と割り切るのではなく、言葉として感謝の気持ちを伝えるのはとても大切なことです。
シフトを壊さず勤務してくれる職員にこそスポットライトを当て「しっかりがんばっている人」を守るためにも、小さな声がけを大切にしていきましょう。
今回の担当コンサルタント
医療・介護経営支援部
管野 好孝(カンノ ヨシタカ)
小売業の店長職を約10年間経験し船井総研へ転職。前職時代では某大手レンタル業界の店舗をたった1年で日本一に導いた実績を持つ。
船井総研入社後は前職時代の経験を生かし、主に介護事業に特化して、新規開設、稼動率アップ、組織活性化、人財採用・人財教育・研修などのマネジメント、組織活性化コンサルティングの支援を行っている。
『施設の業績は、スタッフモチベーションで決まる』というのが自らも実践したポリシーであり、現場中心型の活性化コンサルティングを提供している。
この記事を書いたコンサルタント
管野 好孝
小売業の店長職を10年間経験。不振店の建直しを得意としてマネジメント業務に携わる。レンタル業界大手のTSUTAYAに着任後、たった1年で日本一に導いた実績を持つ。(ツタヤ・スタッフ・カンファレンス2009年) 船井総研入社後は介護業界に特化してコンサルティングを実施(詳しくは下部、コンサルテーマ参照)。経営者の「やりたいコト」に「伴走」したコンサルスタイルに定評があり「指名」を頂くケースが非常に多いコンサルタントである。(6年連続 指名数No.1)