デイサービスの稼働率をあげる5つのポイント(今村)

2015年10月8日配信

カテゴリ:
デイサービス

高稼働のデイサービスが行う施策とは?

今日は稼働率が85%を超えているデイサービスが行っている5つの施策についてお伝えさせていただきます。
介護報酬の改定を受けて介護会社の一部では、経営が成り立たずデイサービスを閉業するという話を耳にすることが多くなってきました。
よくよく聞けば、経営の成り立たない原因のほとんどは、「利用者が集まらない」「スタッフがやめてしまい補充もできず、人員基準を満たせなくなる」、この2点に集約されるようですが、稼働率が高いデイサービスは下記の5つを共通して行っています。

  1. 具体的に目標を定めてケアマネ営業を行っている。
  2. 他社と差別化したプログラムを強みとして打ち出し、利用者に対して何を提供したいかが明白となっている。
  3. 従業員のモチベーションを高く維持している。
  4. 欠席者対策を徹底し、出席したくなる仕組みを作っている。
  5. 症例改善事例を豊富に作っている。

これらの施策の精度がそのまま稼働率につながっています。上記のうち、何が自分の施設に該当し、何が不足しているかを考えること。それが稼働率アップのための第一歩です。

営業利益率30%!歩けるデイモデルとは

他社と差別化したプログラムの事例として「歩けるデイモデル」を紹介させていただきます。
歩けるデイサービスは、「サービスを受けたご利用者が地域で一番歩けるようになる」ことを事業目的に据えたデイサービスです。
車椅子を使っていた要介護者の方が車椅子を卒業し、杖で歩けるようになる。
片麻痺の方が健足を活用して起き上がりや歩行ができるようになる。
こういった成果(改善事例)を早く、多く出せるのが歩けるデイサービスモデル最大のコンセプトです。成果を出すことで、ケアマネジャーに訴求できるブランドとなり、営業を推し進めなくとも高稼働率を維持することが可能となります。
目指す目的(成果)を一つに絞り込むことで、歩行機能の回復という社会性と高稼働率を維持する収益性の二つを実現することができるのです。
ご利用者を一日お預かりするタイプのデイサービスに加え、ご利用者の機能を維持・改善させるタイプのデイサービスモデルが今後、ますます必要とされることは言うまでもありません。

いつまでも自分の力で歩きたい。一人でトイレに行けるようになりたい。そんなご高齢者の想いを叶えてくれるデイサービスが世に広がっていくことを信じて止みません。

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2015年9月4日公開

 

この記事を書いたコンサルタント

今村 大樹

医療・介護に特化した経営コンサルタント 新規開設及び経営改善コンサルティングの実績は延べ300社を超えている。 「デイサービスは地域を支えるインフラとして絶対に潰れてはいけない」 「デイの収益改善に少しでも力になりたい」との思いからデイに特化した勉強会を企画。 地方の小規模事業所から大手法人、運営母体では株式会社・社会福祉法人・医療法人、 業態では入居施設・デイサービス・自費サービスなど幅広い知識を持ち、 業界や地域を代表するクライアントも多いことから、介護事業の活性化を通じた地域課題の解決や業界発展を理念としている。

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