デイサービスの人件費率を50%以下に抑えるポイント
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報酬改定により売り上げが下がる中で、デイサービスについては減収になっている法人様が多くいらっしゃるかと思います。今後は、今まで以上に高稼働率を維持することと、生産性を上げる(少ない人員数で、満足いただけるサービスを提供する)ことに注力していく必要があります。
本日は生産性を上げて、人件費率を適切に抑える方法について
業務の中で最も時間・人手がかかっているのは何か?
それは、ずばり「移動介助」です。
送迎時も入浴時も、トイレのときも常に移動が発生し、この介助・付き添いに大きな時間がかかっています。
つまり、この業務を少しでも効率化することで、大きな効果を生むことになります。
では、具体的にどのようにするか?
最も重要なのが「利用者が一人で移動できるように動線を整える」こと。
例えば、座っているところからトイレまでの動線、浴室内での
この間に捕まる所がないと、利用者は安全に一人で移動できません。
事業所の環境によって解決方法が異なりますが、いくつか例を上げます。
(例1)椅子からトイレまでの動線上に、平行棒を置く
(例2)機能訓練スペースと生活スペースを入れ替えて、トイレまでの距離を短くする
(例3)大浴場の浴室内に、椅子を追加
全てに手すりをつけられたらベストですが、なかなか難しいかと思います。レイアウトを変更し、椅子や机などの物を配置することで、移動介助・見守り業務が格段に効率化されますので、是非チャレンジしてみてください。
移動以外にも、送迎・入浴・記録等、様々な業務の改善について、みなさま悩まれていらっしゃるかと存じます。
船井総研では、デイサービスの経営者様向けの研究会を開催しております。
今回のテーマは「業務効率化と生産性」となっており、
人件費率を50%以下に抑える極意を徹底解説いたします。
机上の空論ではなく、数百施設の中で、特にうまくいっているデイサービスの実例を踏まえてお伝えいたします。
会費は月額2万円となっておりますが、今回、メルマガをご購読されている経営者様に限り無料ご招待させていただきます。
「業務効率化と生産性」に関するテーマは今年で最後になりますので、この機会をお見逃しなく!是非、ご活用ください。
デイサービス経営研究会
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この記事を書いたコンサルタント
沓澤 翔太
デイサービス、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの新規開設、収支改善、異業種からの介護事業への新規参入支援などを手がける。現在は、主としてデイサービスや有料老人ホームの利用者獲得や新規開設を中心にコンサルティングを行っている。 介護事業のコンサルティングの他、療養病床の転換や訪問診療など、医療業界のコンサルティングや、医療器具の販売促進についても実績を持つ。