共生型サービスによる人材不足の解消

2017年10月10日配信

カテゴリ:
人材採用・育成・評価

次回、報酬改定で共生型サービスの実施が検討されています。
同一の事業所において、介護保険サービスと障害福祉サービスを合わせて提供するというものがこの共生型サービスです。
 
制度の中身だけ見れば、別々に運営していたものを合わせて提供してもいいということですが、違った角度から見るとこのサービスの普及が人手不足の解消につながっていく可能性があります。
 
共生型サービスを進めるということは単に介護保険サービスと障害福祉サービスのご利用者にサービスを提供するということではありません。
 
この枠組みを通じてダイバーシティを進めていくということと捉えることが出来ます。
 
今まで高齢者と障がい者を「別けて」いたものを年齢や状況に関わらず、同時刻に同じ場所で受け入れる。
 
これにより、職員もご利用者もそれぞれの特性を学び、受け入れていくことが可能になるかもしれません。
 
まずは制度の枠組みですが、このサービスを通じてサービスの枠組みを越え、高齢者も障がい者も積極的に社会参加する時代がくれば、足りていない人手を補うことになるでしょう。
 
 


 

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沓澤 翔太

デイサービス、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの新規開設、収支改善、異業種からの介護事業への新規参入支援などを手がける。現在は、主としてデイサービスや有料老人ホームの利用者獲得や新規開設を中心にコンサルティングを行っている。 介護事業のコンサルティングの他、療養病床の転換や訪問診療など、医療業界のコンサルティングや、医療器具の販売促進についても実績を持つ。

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