価値観の変化

2015年1月26日配信

カテゴリ:
入居施設

皆さん、こんにちは。
(株)船井総合研究所 介護サービスコンサルティングチームの沓澤です。
超高齢化の時代がすぐそこまで来ています。
高齢者が増えているため、介護事業所の数も当然ながら増えております。
競合が増えているということです。
今後は、競合に打ち勝っていかなくてはなりません。
その際、重要となることがサービス提供の手法です。
現在の介護サービスや介護施設は、それこそ戦前に生まれた方向けとなっています。
彼らとこれから介護サービスを利用しようとしている戦後生まれの方では価値観が異なるため、
利用の仕方も選び方も変わってくるでしょう。
これから5~10年もすれば団塊の世代が介護サービスを利用しだしますが、
その際、私は既存の施設は選ばれなくなるのではないかと思っています。
それは、既存の介護事業所は事業者目線でのサービス提供を行なっており、
利用者主体になっているところが圧倒的に少ないからです。
多くのサービスを体験してきた世代にとっては、
「利用したい!」と思えるものが少ないのではないかというのが率直な感想です。
事業を行なうにあたっては、当然ながら10年先、20年先を見据えていく必要がありますが、
彼らのニーズにあった施設作り、サービス提供が求められています。
社会に参加し続けたい!と思っている彼らのニーズを満たせる施設や
要介護認定を受けていない約8割の高齢者に向けたサービスを提供できる法人が支持され、
地域一番の事業所として確固たる地位を築くことが出来るのではないでしょうか。

この記事を書いたコンサルタント

沓澤 翔太

デイサービス、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの新規開設、収支改善、異業種からの介護事業への新規参入支援などを手がける。現在は、主としてデイサービスや有料老人ホームの利用者獲得や新規開設を中心にコンサルティングを行っている。 介護事業のコンサルティングの他、療養病床の転換や訪問診療など、医療業界のコンサルティングや、医療器具の販売促進についても実績を持つ。

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