みなさま、こんにちは!船井総研の三浦でございます。
本日は介護施設における週休3日の導入手順をお伝えいたします。
最も難しい現場を動かしながらの週休3日制度の導入
働き方改革のための週休3日制度の導入を検討している法人様のご相談の中で何からどういう手順で検討を進めたら良いかわからない内容が多いです。自施設で導入検討にあたり下記手順で進めてください。
① 新シフト配置作成
② 既存職員の以降可能・不可能判断
③ ①②を合わせて実際にシミュレーション勤務表を作成
④ 法人視点の導入目的と職員視点の導入メリットを整理
⑤ 職員へ説明会を実施して導入
シフト配置とシフト毎のタイムスケジュールの作成が重要!
①を作り込むことがもっとも重要です。新シフト配置とは、早番7:00~18:00が2人、日勤9:00~20:00が1人といった、移行後の毎日のシフト配置のことです。加えてシフトごとに15分単位で行う業務を記載したものを新シフト配置と呼んでいます。この資料は移行可能かどうかの人数の過不足判断や、職員が移行後に混乱しないように動き方の基本パターンになるため非常に重要です。不明瞭なことが多い中で意向を進めようとすると、職員にとってメリットがあったとしても受け取り方に誤解が生じて衝突が発生することがあります。
まずは①を作り込むことから始めてみてください。
どの法人様も経営者の方が導入に前向きで、現場の方が懐疑的というパターンは多いです。経営者お一人で悩まずに、現場幹部職員にぜひ【介護施設に特化した週休3日制度導入セミナー】の視聴いただくことをオススメいたします。★導入成功法人の特別ゲスト講座もございます。
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この記事を書いたコンサルタント
三浦 基寛
介護業界のコンサルティングに特化。介護施設・有料老人ホームの『業務標準化』 『スタッフ定着・離職防止』『リーダー・管理者育成』を中心とした組織づくりや生産性向上のコンサルティングを得意とする。人手不足・採用難時代の中で、経営者・事業部長・管理者・リーダーといった法人内の各階層の役職メンバーを巻き込みながら、成功事例を基に手堅くコンサルティングを実施している