正しい採用インスタグラムで、求職者に”映える”法人へ!
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船井総合研究所の堀江空と申します。
暑い日が続きますが、どうか水分補給を忘れずに、体調に留意してお過ごしください。
さて、人材確保が喫緊の課題となっている介護業界において、
採用活動に新しい風を吹き込みたいとお考えの事業者様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、多くの介護事業者が抱える人材採用の悩みを解決するヒントとして、
採用に特化したInstagramの立ち上げ方法についてご紹介します。
SNS時代にキャッチアップ!介護業界の新しい採用戦略
法人インスタグラムの立ち上げは、あまたある採用手法の中でも、勇気のいる施策の一つです。
そもそもインスタについて触れたことが無く、どこから始めたらよいか分からない法人様もいらっしゃるかと思います。
しかし、介護の採用活動の強化において、インスタグラムの開設は非常に有効です。
なぜなら、求職者は“求人票だけ”を見て就職先を選ぶのではなく、
法人の雰囲気を知るために、あらゆる媒体を使って情報収集をする時代になっているからです。
例えば、ハローワークのチラシやネットの口コミなど、その方法は多岐にわたります。
その中でも、写真や動画を使って施設の取り組みや雰囲気を効果的に調べられ、
その情報を外部に拡散することのできるインスタグラムの需要は非常に高いです。
だからこそ、採用インスタグラムを開設・運用していく上で、注意すべきポイントを解説いたします。
採用特化型Instagram運用の鍵は「バズ狙い」ではない?
Instagramを運用する上で、
「派手な投稿でバズらせて注目を集めれば採用に繋がるのではないか」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、求職者にとって本当に必要な情報を載せなければ、採用に繋げることは難しいです。
例えば、職員のダンス動画や面白いリハビリ動画は直接的に採用につながることはありません。
採用活動に特化するなら、“求職者が知りたい情報”にフォーカスすることが重要です。
その一つとして、アカウントのプロフィール設計があります。
求職者がアカウントを訪問した際に、
一目で「自分にとって有益な情報がある」と判断できるかが鍵となります。
そのためには、以下の3つのポイントを押さえたプロフィール構築が不可欠です。
①アカウント名に「商圏名」「業態名」「会社名」を含める
②プロフィール画像は「自社ロゴ」で統一感を
③プロフィール欄に「採用HPのURL」を明記
今回は、採用特化型Instagramを始める必要性と、
アカウントを開設して最初に必要な「プロフィール設計」についてお伝えしました。
今後も、採用活動に役立つ情報や、
介護業界のトレンドについて発信してまいりますので、ぜひご期待ください。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

この記事を書いたコンサルタント

堀江 空
地域包括ケアグループ所属。 新卒入社後、介護施設での中途採用・高卒採用コンサルティングに従事し、消滅可能性自治体での持続的採用体制構築に成功した実績を持つ。 "船井流"の人的資本経営理論をもとに、現場主義による介護・福祉業界の活性化を目指す。