採用に繋がる投稿とは?“日常投稿”で終わらせないフィードの作り方
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お読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の堀江空です。
前回のコラムでは、「採用インスタグラムのアカウント設計」について解説しました。
では、実際にアカウントを立ち上げたあと、どのような投稿をすれば“求職者に刺さる”アカウントになるのでしょうか?
今回は、“採用に繋がるフィード投稿”を作るための3つのポイントを解説いたします。
まず重要なのは、“求職者が知りたいこと”を軸にテーマを決めることです。
施設の日常やレクリエーションももちろん大切ですが、それだけでは「働くイメージ」が伝わりません。
求職者が知りたい情報の例としては、
働く人の雰囲気(スタッフ紹介)
仕事のリアル(1日の流れ、現場の声)
成長環境(研修・キャリアパス)
働くメリット(福利厚生・職場の文化)
などがあります。
投稿テーマを決めるときは、「この投稿で、求職者はどんな不安を解消できるか?」という視点を持つことがポイントです。
よくある失敗は、1つの投稿に複数の情報を詰め込みすぎることです。
採用インスタでは、「1投稿1メッセージ」でシンプルに伝えることが大切です。
たとえば:
「新人職員の1日」
「入社3年目スタッフが語る“やりがい”」
「資格取得支援制度の紹介」
など、テーマを1つに絞り、「この投稿から何を感じてほしいか」を明確に設計します。
文章も“短く、共感を生む言葉”を意識しましょう。
■ 3. 写真と文章のトーンを統一する
求職者は「どんな職場か」を、投稿全体の“雰囲気”から感じ取ります。
そのため、写真の明るさ・色味・キャプションの語り口を統一することが重要です。
たとえば、
・温かみを伝えたい場合 → 柔らかい色味・自然な笑顔の写真
・成長できる職場を伝えたい場合 → 活動的な場面・挑戦している姿
さらに、投稿文では「私たちはこんな職場です」と語りかけるトーンにすると、求職者が共感しやすくなります。
採用インスタで成果を出すためには、デザインよりも「誰に何を伝えるか」を明確にすることが何より大切です。
今回のポイントを意識しながら、まずは“求職者の不安を解消する投稿”から始めてみましょう。
更に詳しく話を聞きたい、もしくは船井総研の採用向けインスタグラムの立ち上げ&運用コンサルティングを希望される方は、ぜひ【経営相談を希望する】を選択いただけますと幸いです。
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この記事を書いたコンサルタント

堀江 空
地域包括ケアグループ所属。 新卒入社後、介護施設での中途採用・高卒採用コンサルティングに従事し、消滅可能性自治体での持続的採用体制構築に成功した実績を持つ。 "船井流"の人的資本経営理論をもとに、現場主義による介護・福祉業界の活性化を目指す。