デイサービス、思うように稼働率が伸びない。なぜ…
- カテゴリ:
- デイサービス
皆さま、こんにちは。船井総研の今村です。
最近は、利用者様がワクチン接種や副反応のため大事を取ってデイをお休みされたり、
スタッフの接種のためにシフトを変更したりと動きがあったかと存じますが
いかがお過ごしでしょうか。
私が担当させていただいているデイサービスさんでも利用者様のワクチン接種率が8割を越えたり、ケアマネ紹介が増えたりと、ようやくコロナの先の光が見えて来たように感じています。
しかしながら、新規契約と利用中止の数がトントンで、結果的には稼働率が上がっていないという事業所様も多いのではないかと感じております。
ケアマネから連絡来ていますか?
私自身、デイサービスのご支援先様が多く、日々感じることは、「ケアマネから連絡のないデイは業績が悪い」ということです。
文字にすると当たり前のことかもしれませんが、
「ケアマネと連絡を取っていない」または、「ケアマネから問い合わせ(相談)が来ない」
というデイサービスは意外と多いのではないでしょうか。
稼働率の要因としては既存利用者様の定着や利用者様紹介などもありますが、やはり、ケアマネ紹介なくして高稼働率の実現は困難です。
日頃からケアマネやご家族と連絡が取れている事業所は、厳しいながらも新規の紹介獲得や業績の維持ができているということ。
逆に、地域との連絡網が弱く、ケアマネからもあまり頼りにされていないデイサービスは稼働率が壊滅的です。
管理者はフロア業務を控えてケアマネ連携の時間をつくりましょう
・ケアマネ接触が、実績の郵送と電話だけのやり取りしかしていない
・管理者が送迎やフロア業務に手を取られ、地域に出れていない
・ケアマネにとって紹介するだけの理由がない
こういったデイサービスは、稼働率を上げる以前の状態で、
経営者・管理者を中心に意識改革と稼働率アップに向けた計画の練り直しが必要になります。
ケアマネから連絡来ていますか?
管理者はフロア業務を控えてケアマネ連携の時間をつくりましょう
ワクチン接種をチャンスに変えませんか?
冒頭で申し上げた通り、ワクチンの浸透はデイサービス経営にとってプラスに働きます。
コロナ禍で機能が低下した高齢者の方や社会との交流を必要としている地域の方々を積極的に受け入れるチャンスになります。
おそらくですが、一部の事業所はコロナを理由に気持ちが後ろ向きになっていたりやっても効果が出ないだろうと新しい動きが取れていないこともあるかと思います。
しかしながら、待っていて稼働率が上がりません。むしろ下がるリスクの方が高い。
動いて、攻めて、ツキを好転させるしか方法はありません。
稼働率を上げるには紹介が必要です。
紹介をもらうには信頼が必要です。
信頼を得るには誠実でオープンな情報発信をしなければなりません。
数(稼働率)は力です。
利用者であふれるデイサービスを、皆様には実現してほしいと考えています。
もし自力で稼働率を上げることに苦戦をされていらっしゃるのであれば、下記セミナーでご紹介するノウハウをお使い下さい。
皆さまの事業所の稼働率を上げる自信が私にはあります。
今回は、昨年まで稼働率の低下に苦しんでいらっしゃった介護法人の経営者様にもご協力いただけることに決まりました。
そのデイサービスは、2020年1月、60%以下に低迷していた稼働率が、2020年5月、4ヶ月で30%以上も稼働率を上げることができました。
コロナ禍でもなぜ年間売上を2,000万円も伸ばすことができたのか?
その事実と具体的な方法を、すべて皆さまにご紹介いたします。
デイに絞った報酬改定や加算の取り方もご紹介しますので、2021年下半期、デイサービスの経営ノウハウはこのセミナーに参加すればすべて理解していただける内容となっております。
ぜひ、皆様の事業所のツキを好転させるきっかけにしてみて下さい。
次に稼働率を上げるのはあなたです。
▼上記に関するセミナーの詳細はこちら
デイサービス稼働率100%セミナー
この記事を書いたコンサルタント
今村 大樹
医療・介護に特化した経営コンサルタント 新規開設及び経営改善コンサルティングの実績は延べ300社を超えている。 「デイサービスは地域を支えるインフラとして絶対に潰れてはいけない」 「デイの収益改善に少しでも力になりたい」との思いからデイに特化した勉強会を企画。 地方の小規模事業所から大手法人、運営母体では株式会社・社会福祉法人・医療法人、 業態では入居施設・デイサービス・自費サービスなど幅広い知識を持ち、 業界や地域を代表するクライアントも多いことから、介護事業の活性化を通じた地域課題の解決や業界発展を理念としている。