【無料レポート】訪問介護の登録ヘルパー採用

2025年5月29日配信

カテゴリ：: 介護障がい福祉

メールを開封いただきありがとうございます。
中途で入社しました、介護福祉士の國原です。

訪問介護の管理者経験があり、居宅領域を担当しております。
今回は登録ヘルパーの採用について書いてみました。

1.登録ヘルパーとは

登録ヘルパーを知ない方は少ないと思いますが、訪問介護における特有の働き方であるため念のため解説いたします。

登録ヘルパーとは訪問介護事業所に、勤務可能な曜日や時間帯を登録しておき事業所からのサービス（仕事）依頼があった際に、ご自身の都合と合えば
その都度仕事を引き受けて働く訪問介護ヘルパーを指します。

ご自身のライフスタイルに合わせて、働く時間や曜日を選びやすいのが最大の特徴で多くの場合は利用者宅へ直接訪問し、サービス終了後はそのまま自宅へ帰る「直行直帰」が基本となります。

給与は実際に利用者様宅で提供したサービスの区分と時間に対して
支払われる時給制で「身体介護」「生活援助」により差があることが一般的です。

2.登録ヘルパーの課題

登録ヘルパーの課題として下記内容をあげられることが多いですが、事業所の運営努力によりカバーできる点も多いと感じます。

収入の不安定さ: 利用者様の都合や事業所の状況によって仕事の量が変動する毎月の収入が不安定になることがある。

移動時間・待機時間の扱い: 利用者様宅から次のお宅への移動時間や、サービス間の待機時間について、賃金が支払われないケースが多く実質賃金の低下や、ヘルパーの負担感になることがあります。

社会保険・有給休暇: 労働時間や日数によっては、社会保険（健康保険・厚生年金）の加入要件を満たせない場合があります。

3.登録ヘルパーのメリット

一方で登録ヘルパーという働き方には、以下のようなメリットがあります。

高い自由度: ご自身の都合に合わせて働けるため、プライベートとの両立をしやすいという職場もあります。
短時間勤務: 扶養の範囲内で働きたい方や、体力的な負担を考慮して短い時間だけ働きたいというニーズにも応えられます。
資格の活用: 取得した資格を活かして、空いた時間を有効に活用できるためＷワークの方も多くいらっしゃいます。
比較的高めの時給: 実際のサービス提供時間に対する時給は、他のパートタイムの仕事と比較して高い傾向になることが多い。

いかがでしょうか？
私も働いていてこの利用者のサービスと時給は魅力的だなと思うことがたくさんありました。