【施設系必見】”今のうち!”2027年報酬改定対策

2025年2月12日配信

カテゴリ:
その他

同一建物減算がさらに拡大する?

いつもお読みいただきありがとうございます。

船井総合研究所の鈴木 康祐です。

サ高住・住宅型有料老人ホームの経営者の皆様、
2027年の介護報酬改定に向けての準備はいかがでしょうか。

現在の動向を見ると、施設系サービス(訪問介護等併設型)の
売上が大幅に下がる可能性が高いです。

まず、2024年の介護報酬改定で既に「訪問介護の基本報酬減算-2.2%」と
「新たなる同一建物減算-12%」が施行されました。
これにより、サ高住・住宅型有料老人ホームの約半数が併設している
訪問介護事業所の収益が減少しており、経営が厳しくなったという
声が多く聞かれています。

さらに、2027年の改定では「利用者の囲い込み問題」への対策が
強化される見込みです。現在、サ高住や住宅型有料老人ホームでは、
関連法人による外付けサービスを活用して介護報酬で利益を上げる
ビジネスモデルが成立していますが、これがさらに抑制される可能性が高いのです。

また、財務省は2027年の改定で集合住宅等への更なる減算を提言しており、
サ高住・住宅型有料老人ホームの収益構造に大きな影響を与える可能性があります。
このような状況下で、何も対策を講じなければ、皆様の施設の売上は
下がってしまうことでしょう。今すぐに、効率的な運営方法の見直しや
新たなビジネスモデルの導入を検討する必要があります。

入居者の平均介護度別の対応策

今のうちに次の報酬改定に耐えうる体制にしておくためには
大きく分けて2つの対策があります。

①平均介護度が2.5よりも低い施設の場合
【介護保険消化率・利用率アップで客単価の維持向上】

A:消化率=全ての入居者の介護保険限度単位数の合計に対して
     何割がケアプランによって使用されているか
B:利用率=上記のAのうち、自社が提供しているサービスの
     単位数の割合

単位合計 500,000単位
消化単位 400,000単位(消化率80%)
利用単位 300,000単位(利用率75%)
となります。

多くの住宅型有料老人ホーム、サ高住では
消化率80%かつ利用率70%を超えないと
利益が出づらいとも言われています。

特に平均介護度が低い施設の場合、適切に入居者の
アセスメントができておらず、身体01という
訪問介護のコードで算定できるにも関わらず
無料でサービスを行っているケースが散見されます。
身体状態に合わせたサービス提案をケアマネジャーや
家族・本人に行うためのツールや仕組みの整備が必要です。

②平均介護度が2.5よりも高い施設の場合
【ナーシングホーム化】

介護度がある程度高い施設であれば、
A.すでに外部の訪問看護ステーションを利用している方がいる
B.配置基準はないが看護師を日中1名配置している

といういずれかに該当する施設が多くなってきます。

このような「もったいない」を無くすためには
自社で訪問看護ステーションを立ち上げて
ナーシングホーム化するという事が有効です。

1.そもそも介護保険の消化率が上がる
2.対象者によっては医療保険収入をプラスできる
3.入居受け入れ基準が広くなり、入居率が上がる

というメリットがあります。

看護師を採用しなければいけない
ハードルはありますが、まずは2.5名を配置すれば
いいため、不可能な施策ではないはずです。

ただし、いずれの対策を打つにせよ
しっかりとした収支シミュレーションや戦略が必要です。

今回ご案内するセミナーでは
上記のような様々な収支改善策を余すことなくご紹介します。

【このような経営者様におすすめです】
•サ高住・住宅型の経営改善に課題を感じている
•入居率が伸び悩んでおり、打開策を探している
•介護保険制度を十分に活用できていない
•職員の定着率が悪く、人材不足に悩んでいる
•人件費が高騰しており、経営を圧迫している
•最新の介護経営ノウハウを学びたい

ぜひご活用ください。

サ高住・住宅型有料老人ホームの赤字解消セミナー


第1講座
サ高住・住宅型が赤字になってしまう要因
「やっとのことで満床になったのに利益が出ない」のはなぜか?
謎を解き明かします。多くの施設が陥る「無料介護サービス提供」の罠や、
介護保険収入の見込み違いなど、経営を圧迫する隠れた要因を
徹底解剖します。これらの問題に気づかずに運営を続けると、満室でも
年間300万円以上の赤字に陥る可能性があります。本講座ではこうした
赤字の要因を的確に把握し、経営を健全化する道筋を示します。
株式会社 船井総合研究所 鈴木 康祐

第2講座
利益率10%以上を続ける経営体制へのロードマップ
サ高住・住宅型有料老人ホームの運営会社で統括部長を務め、
船井総合研究所ではコンサルタントとして50箇所以上の立ち上げや赤字改善を
実現してきた鈴木 康祐より驚くべき収益改善の秘訣をお伝えします。
ある40室の施設が、たった4ヶ月で月次赤字100万円から
黒字150万円へ転換を遂げた秘密を公開。
具体的には、介護度3以上の入居者比率を60%に引き上げる戦略や、
介護保険サービスの利用率を80%以上にする単価実現の極意を伝授。
具体的かつ即実践可能な戦略の数々をお見逃しなく。
株式会社 船井総合研究所 鈴木 康祐

第3講座
まとめ講座 明日から変える事
第一講座、第二講座で学んだ戦略を即実践するために、
まとめ講座では収益改善に直結する具体的アクションプランを提供します。
介護保険収入の最適化から運営コスト削減まで、明日から始められる施策を解説。
成功のための具体的なステップを学べます。
半年以内の利益率10%超えを目指すことが可能になり、
貴法人の施設の転換点となります。
即効性のある改善策で、成功への道筋を明確にしましょう。
株式会社 船井総合研究所 鈴木 康祐

この記事を書いたコンサルタント

鈴木康祐

従業員数1500名規模の医療法人に新卒入社し介護部門に従事。法人史上最年少の23歳で有料老人ホームの施設長を 務める。不振施設の立て直しを得意としてマネジメント業務に携わる。離職率50%超えの施設を1年で離職率5%まで改善させる。120床規模の新規施設の入居率を半年間で100%にする等の実績が評価され、介護部門のエリアマネージャーに就任。 船井総研入社後は、介護業界に特化し【マーケティング:集客、営業・人財採用】【マネジメント:管理者育成・研修・ 人事制度・教育体制構築】など幅広いテーマで組織活性化のコンサルティングを実践。業界経験があるからこそ現場の事を理解し、 巻き込みながら 動かしていくスタイルが多くの経営者から支持を得ている。

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