★超カンタン解説!★ナーシングホームをまだ知らない方へpart2
~ナーシングホームって儲かるの?~
- カテゴリ:
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みなさま、こんにちは!船井総研の家徳尚之です。
そして新年あけましておめでとうございます。
2023年も皆様よろしくお願いいたします!
本日は、前回のメルマガ
「★超カンタン解説!★ナーシングホームをまだ知らない方へpart1」
の続編という事でpart2をお届けします。
本日のテーマは
「ナーシングホームって儲かるの?」ということで
ナーシングホームの収益性に焦点を当てて説明していきたいと思います。
本メールマガジンをお読みになっている皆様も
「ナーシングホームって最近よく耳にするけど収益性はどうなの?」
と感じられている方も多いと思います。
結論から言いますと、ナーシングホームは営業利益率20%オーバーなど
非常に収益性が高く、全介護事業者にオススメのモデルとなっております。
また、施設数で言えば前回のメールマガジンでもお伝えした通り、
ナーシングホームのような通常の住宅型有料老人ホームや
サービス付き高齢者向け住宅に訪問看護を併設しているケースは
少ないため、まだまだニーズも伸びていく施設のモデルと言えます。
◆ナーシングホームは何故儲かる?◆
先ほど、ナーシングホームは収益性が高いという話をさせて頂きましたが、
何故収益性が高いのでしょうか
ズバリ、収益性の秘密は、訪問看護で介護保険だけでなく、医療保険も
算定出来ることにあります。
どういう事かと言いますと、通常の住宅型有料老人ホームに入居されている
要介護3の方を具体例に説明させて頂きます。
例えば、要介護3の方は介護保険の区分支給限度額が約27万円ですので
仮に家賃や共益費等を15万円と仮定すると、介護施設は最大でも約42万円の
収入を得ることになります。
しかし、介護サービスを区分支給限度額まで利用する方も多くはないと
考えられるので実際のところ収入としては約30~35万円という施設が
多いのではないでしょうか
ナーシングホームの場合は、ここに医療保険による訪問看護サービスが
付加されるため、更なる施設の収入upにつながります。
しかも最大の特徴は、介護保険と違い、医療保険は介護度に応じた区分支給限度額が無いことです。
つまり、先ほどの要介護3の方も、医療保険による訪問看護サービスを
提供することが出来れば、約30万~35万円にとどまらず、60万円以上と、
施設として非常に高額な収入を得ることが出来るのです。
このようにナーシングホームの収益性は非常に高く、ナーシングホームを始めるという
法人様も増えてきております。
◆まとめ◆
いかがでしたでしょうか
今回は、ナーシングホームの収益性に触れさせて頂きました。
ナーシングホーム高収益の仕組みについて少しでもご理解いただけましたら
幸いでございます。
次回コラムでは、
・ナーシングホームとして、診療報酬はどのように獲得するのか
といった少し具体的な話に入っていきたいと思います。
最期までお読みいただきありがとうございました。
次回のメルマガもよろしくお願いいたします!
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この記事を書いたコンサルタント
家徳尚之
入社後は、精神疾患患者・高齢者向けの訪問看護ステーションの立ち上げ、活性化を専門とする。 理論だけではなく、現場主義を重視しており、全国の生の事例を元に現場に入り込んだサポートを得意とする。