◢◤緊急登壇・限定40席◢◤デイサービス561拠点のツクイが明かすシン・デイサービス経営
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いつもコラムをお読みいただき、ありがとうございます。
船井総合研究所の前田です。
いま、デイサービス業界は静かに大きな転換期を迎えています。
「このままの形で本当に続けられるのか」
「次の報酬改定をどう乗り越えるのか」
「人材を確保しながら、安定した利益を出すにはどうすればいいのか」
そう感じている経営者は少なくありません。
一方で、同じ状況下でも確実に成果を上げている事業者もいます。
その代表格が、全国でデイサービス561事業所・合計776拠点を展開する株式会社ツクイです。
「デイサービス単体経営」からの転換──変わる環境と企業の決断
かつてデイサービスは、地域に根ざした安定型モデルとして成立していました。
しかし、ここ数年でその構造は大きく揺らいでいます。
人材不足、物価上昇、報酬改定…。
“現場の努力だけでは追いつかない変化”が、
全国のデイサービス経営を直撃しています。
多くの経営者が「利用者はいるのに利益が残らない」と悩む一方で、
今の環境を“再設計のチャンス”と捉え、
新たな取り組みを進めている企業も確実に増えています。
キーワードは 「多角化」 と 「在宅シフト」。
これまで「通所中心」だった事業所が、
訪問介護・訪問看護・ホスピスなどの在宅支援を取り入れ、
地域包括ケアの中で存在感を高めています。
また、企業向け自費サービスや地域連携モデルなど、
“制度外の価値づくり”にも挑戦する動きが出てきました。
もはや、デイサービスの役割は「日中の預かり」ではありません。
利用者の生活を中心から支える“地域の拠点”としての期待が高まっています。
この流れを読み取り、早期に舵を切った企業の一つがツクイです。
ツクイが描く「次の時代の介護経営」──多角化・DX・人材戦略の全貌
ツクイは1969年に創業し、いまや全国47都道府県に広がる大手介護企業です。
デイサービス561事業所・月間利用者9万人超・従業員約2万人。
数字だけでも圧倒的な存在ですが、真に注目すべきはその「変化対応力」です。
ツクイは早くから、“制度の中で生きる”のではなく、
“制度を超えて価値を生み出す”経営を実践してきました。
その具体策は、以下の4つに集約されます。
在宅強化: 訪問介護・看護・ホスピスを一体運営し、「通所+在宅」で生活全体を支援。
保険外事業: 企業向け自費サービス「よりそいコンシェル」で、介護離職を防ぐ仕組みを提供。
DX推進: AIによる記録・シフト管理・モニタリングの自動化で業務効率と品質を両立。
人材戦略: 外国人材・若手職員の登用、女性管理職比率49%という多様な働き方を実現。
つまりツクイは、「デイサービスを守るために、デイサービスの枠を超えた」のです。
結果として、人口減少や人手不足という逆風の中でも、
収益性と雇用拡大を両立する企業体制を築いています。
そして、ツクイの取り組みからもう一つ見えてくるのが、
“現場主義”の徹底です。
多角化を進めながらも、現場の声を軸に改善を繰り返す。
AIや仕組みを導入しても、人の温かさを失わない。
それが、ツクイが全国で支持され続ける理由です。
特別登壇:ツクイが語る“経営の本質”
ツクイは通常、外部の場で自社の経営戦略を語ることはほとんどありません。
しかし今回は、同社ゼネラルマネージャー 佐藤園子氏が登壇。
全国561事業所を統括する立場から、
“多角化の現場”をリアルに語っていただきます。
「どのように事業を拡張し、現場を混乱させずに維持してきたのか」
「AIや人材戦略をどう活かして組織を伸ばしてきたのか」
その答えを、実例とともにお伝えします。
この登壇はオンライン配信なし・現地40席限定。
全国の経営者同士で未来の介護経営を議論できる貴重な機会です。
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この記事を書いたコンサルタント
前田龍人
新卒で、船井総合研究所に入社。主にデイサービス〜小規模多機能など通所サービスのコンサルティングに従事している。中でも共生型デイサービスへの支援を得意としており、転換支援から業績回復まで一気通貫した支援をしている。













