それが貴社の未来を創る

2024年8月1日配信

カテゴリ:
入居施設・老人ホーム

様々な業種・業界の経営者から相談・ご依頼いただく内容の一つに中期経営計画があります。中期経営計画は、企業がめまぐるしく変化する経営環境に適応し、持続的な成長を遂げるために不可欠です。業績を向上させ、競争力を維持するためには、綿密な計画と実行が求められます。

とは言え
・中期経営計画をつくったものの、絵にかいた餅になり未達成のまま立て直しになることが多い
・従業員への落とし込みが不十分で一体感が出ていない
・外部環境の変化に適応できず、作りっぱなしで終わってしまっている
・必要な人材、資金、時間などのリソースが不足していると、計画の実行が妨げられる
・計画の進捗管理の体制が整ってなく、計画が形骸化してしまう。

本コラムをご覧になっている皆様も、どれか1つは当てはまる項目があるのではないでしょうか?

そして、中長期の経営戦略をどのように立てれば上手くいくのかということにご関心があるのではないでしょうか?
今回、私たちからお伝えするのは、パーパス・ミッション・ビジョン・バリューを定め、それに基づいた経営計画ロードマップを作り、持続的成長を遂げる企業になる方法です。

それが貴社の未来を創ります。

経営計画ロードマップとは、3〜5年の期間を対象として企業が目指す姿と現状とのギャップを埋めるための計画です。パーパス・ミッション・ビジョン・バリューの作成、前期の振り返り、中長期計画、来期の行動計画、組織図、部門目標などが含まれます。これらを定量的かつ具体的に計画に落とし込むことで、実行可能な戦略を策定し、具体的な行動計画を作ることを目指します。

中期経営計画を策定するときのポイントをいくつかご紹介します。

1.逆算して考える
計画は少なくとも3年以上先を見越して逆算して考えることが重要です。目標を設定する際には、現在の状況から将来のビジョンに向けて段階的にステップを踏むことを心がけましょう。

2.具体的な目標設定
売上目標はもちろん重要ですが、それだけでは計画が漠然としたものになりがちです。売上に加え、純資産や従業員数など他の指標も含め、2倍にするなど具体的な数値目標を設定することで、計画に対する説得力が増します。

3.過去の振り返り
過去1年や3年の実績を振り返ることで、中期経営計画の現実性を高めましょう。過去の成功や失敗から学ぶことで、より実行可能な計画を立てることができます。

4.行動目標の設定
計画が「絵にかいた餅」とならないよう、具体的な行動目標を設定します。例えば、営業会議のアジェンダに新しい項目を加えることや、巻き込む人材を増やすことなど、実際に行動に移すためのステップを明確にしましょう。

5.ビジョン達成をする上でのメリットを明確化
ビジョン達成において、従業員や顧客がどのように変わるのかを具体的に示すことで、社員への押し付け感を軽減します。具体的なベネフィットを描くことで、全員が共感しやすくなります。

6.質的と量的な成長の分離
既存領域での質的な成長と、新規事業や出店などの量的な成長を明確に分けて描きましょう。これにより、各成長領域に対する戦略をより明確にし、実行しやすくなります。

中長期の経営戦略をこれから策定しようとしている経営者の皆さま、また既に経営計画を策定しさらに実行力のある運用をお考えの経営者の皆さまにおかれては、ぜひ、ミッション・ビジョンをもとにした中期経営計画の策定をご検討ください。

【社長・代表用】経営計画ロードマップ作成合宿のご案内


経営計画の策定に困っている経営者様へ、船井総研のコンサルタントがサポートする2日間の合宿を企画しました。この合宿では、以下の豪華なゲスト講師を迎え、経営の秘訣について講演いただきます。

講演内容と講師紹介
株式会社リバティ 代表取締役社長 蓮尾 耕司 氏
・創業社長が語る約20年で年商約60倍を実現した経営手腕
・中古軽自動車販売のドミナント戦略で売上100億円突破
・幹部・人材育成と後継者育成
・友好的M&A戦略による年商307億円突破
・全国展開でも業績アップを実現する組織体制
アパグループ 社長兼最高経営責任者(CEO) 元谷 一志 氏
・創業から52期連続黒字。客室数日本一のアパグループの持続的成長の秘訣
・アパグループの経営哲学
・顧客満足度向上とDXによる省人化
・事業計画の創り方と実行のポイント
・事業承継について
M.ソリューション 代表 鈴木 政次 氏(元赤城乳業株式会社)
・業界で生き残る強小カンパニーの創りかた
・ガリガリ君を主力商品とする赤城乳業のユニークな経営戦略
・員1人1人の力を最大化する方法

開催概要
日時:
1日目: 2024年9月22日(日) 10:00~17:30
2日目: 2024年9月23日(月) 9:00~17:30

場所:
船井総研グループ 東京本社 サステナグローススクエア TOKYO(八重洲)
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー35階

経営に不安を感じる方や継続的に企業の成長を図りたい方は、ぜひこの機会をご利用ください。

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この記事を書いたコンサルタント

鈴木康祐

従業員数1500名規模の医療法人に新卒入社し介護部門に従事。法人史上最年少の23歳で有料老人ホームの施設長を 務める。不振施設の立て直しを得意としてマネジメント業務に携わる。離職率50%超えの施設を1年で離職率5%まで改善させる。120床規模の新規施設の入居率を半年間で100%にする等の実績が評価され、介護部門のエリアマネージャーに就任。 船井総研入社後は、介護業界に特化し【マーケティング:集客、営業・人財採用】【マネジメント:管理者育成・研修・ 人事制度・教育体制構築】など幅広いテーマで組織活性化のコンサルティングを実践。業界経験があるからこそ現場の事を理解し、 巻き込みながら 動かしていくスタイルが多くの経営者から支持を得ている。

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