【重要】2024年の介護業界生き残り戦略!
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皆様、こんにちは!船井総研の家徳(かとく)です。
今年は2024年に向けて医療・介護・障害福祉サービス等の制度改正・
報酬改定が議論される年です。今後議論が本格化していきますが、
今回のメルマガでは報酬改定以降に、求められるであろう
介護施設の形をお伝えします。
★2024年はプラス改定?マイナス改定?★
気になる2024年の介護報酬改定ですが、現時点でプラス・マイナス改定
になると言い切ることはできませんが、
『コロナの影響や度重なる物価高騰を考慮すれば、マイナス改定はないでしょう?』
と考える方もいらっしゃると思います。
前回の報酬改定(2021年)は、コロナが依然として猛威をふるっていた
時期ということもあり、プラス改定になった背景がありましたが、
今年はコロナウイルスの位置付けがインフルエンザなどと同等の「5類」に
変更される等、コロナの収束が進んでいる事は
報酬改定を考える上で押さえておきたい点です。
また、ここ数か月世間を騒がせている日本政府の『次元の異なる少子化対策』
も報酬改定に影響することが予想されます。
現状、この政策に必要となる追加の財源確保については具体策は示されておらず
今年末までに結論が出される方針ですが、介護報酬改定が財源確保に絡んでくる事は
十分予想されます。
議論が進む中で、2023年5月に行われた財務省の審議会においては、
訪問介護や通所介護などの既存の「同一建物減算」の強化について
触れられる一方、同じく5月に開催された経済財政諮問会議の中で、
厚生労働相が介護事業所の物価上昇に伴うの経営状況悪化、人材確保の
観点において、報酬の大幅な増額の必要性を主張するなど
報酬改定における議論は今後も動向を追い続ける必要がありそうです。
★2024年求められる介護施設の形とは★
報酬改定の中で、医療・介護の審議会の意見交換会が進められる中で議題の中で、
・医療、介護サービスの連携
について一貫してその重要性が触れられています。
地域包括ケアシステムを推進する上で介護業界においても
重度者対応など、「医療ニーズ」が高まっておりますが、
経営面においても、今後医療ニーズに対応できる施設が選ばれる事が
予想されるなど、『介護』に『医療』の視点を取り入れることが
重要になるでしょう。
しかし、医療ニーズに対応出来る施設は現状まだまだ少ないですが、
ここ1年、2年で急増している施設に”ナーシングホーム”という介護施設があります。
施設の形態は、住宅型有料老人ホーム等の介護施設に
訪問看護を付加した介護施設になります。
特徴としては、
訪問看護を付加することにより、
・今後求められる介護×医療を実現する施設のモデル
・介護だけでなく、医療保険も収入源にすることが出来る点
の2点が挙げられます。
特に2点目は多くの介護事業者が考えている介護保険以外の収入源を
作りたいというニーズにマッチする事もあり、
今後もナーシングホームの増加は加速していくでしょう。
加えて、ナーシングホームは営業利益率20%以上を達成する事例も存在する等、
収益性も非常に高い介護施設という点も今後増加する理由の1つと言えます。
本コラムでは、ナーシングホームのビジネスモデルの詳細については、触れませんが、
この度船井総研では、ナーシングホームのビジネスモデルをもっと詳細に知りたい、
実際の運営事例を知りたいという方に向けてセミナーを
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ナーシングホームって何だろうとお思いの方には是非ご覧いただきたいです。
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2024年1月29日(月)13:00-16:00
会場:
株式会社船井総合研究所 東京本社(JR東京駅北口から徒歩1分)
申込:
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/107612
この記事を書いたコンサルタント
家徳尚之
入社後は、精神疾患患者・高齢者向けの訪問看護ステーションの立ち上げ、活性化を専門とする。 理論だけではなく、現場主義を重視しており、全国の生の事例を元に現場に入り込んだサポートを得意とする。