だから成長しない!研修大好き介護業界
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本日は船井総研、管野(かんの)がお届けします。
本日は介護事業者が大好きな(?)研修のお話。
研修を受けるときに大切なことは、受けた後に「成果をあげること」。
受ける前と受けた後で何か変化がおきなければ、はっきり言って時間の無駄です。
1日くらいなら効果が「持つ」研修も1週間、1か月たつと効果に疑問を感じてしまう研修も、
残念ながら多いかも知れません。
そんな一般的な「研修」より、本当に一番効果がでる研修は・・・
「事件は会議室で起こっているんじゃない!現場で起こっているんだ!」という有名な
ドラマがありましたが、まさにそれ。
現場リアルを使った研修(学習)です。※OJTという意味ではありません。
毎日起こっている、目の前のこと。事故、トラブル、困難者対応、職員の人間関係。
これらはすべて、学習材料。
会議室で研修をやっているよりも、目の前の問題を使って解決させ、学習するのです。
解決できた時、解決できた!というリアルな実感がまたやりがいにもなり、
成長にもつながります。
しかし、なぜ目の前のリアルを使って学習できないか?答えは1つです。
逃げられるから。
それらの課題は本気にせずに、ほっておくこともできるからです。
だから私は、会議やミーティングの場をうまく活用することをおすすめします。
あなたの職場の会議・ミーティングは現場リアルの課題を解決する機能をもっていますか?
この業界のミーティングは、カンファレンスになっていることがとても多いです・・・・
いくらやっても、利用者の話、誕生会などのイベントしか前に進まない・・・
それ、ミーティングじゃないから!
新しい年になりましたので、「経営を前に進める経営会議」と「施設の問題を解決させ、
仲間のモチベーションを上げられるミーティング」の構築をお勧めいたします。
介護サービス経営研究会
この記事を書いたコンサルタント
管野 好孝
小売業の店長職を10年間経験。不振店の建直しを得意としてマネジメント業務に携わる。レンタル業界大手のTSUTAYAに着任後、たった1年で日本一に導いた実績を持つ。(ツタヤ・スタッフ・カンファレンス2009年) 船井総研入社後は介護業界に特化してコンサルティングを実施(詳しくは下部、コンサルテーマ参照)。経営者の「やりたいコト」に「伴走」したコンサルスタイルに定評があり「指名」を頂くケースが非常に多いコンサルタントである。(6年連続 指名数No.1)