「新業態」

2017年10月3日配信

カテゴリ:
人材採用・育成・評価

「追加採用なし!人材不足を解消する新手法とは?」
 
採用以外で人材不足の悩みを解消する全く新しい手法のご紹介です。
今回紹介するのは、既存のスタッフを“より”有効的に活用する「子連れ出勤制度」です。
 
子連れ出勤とは、子育て中のスタッフが職場に子供を連れて出勤できるようにすることで、
子育て中のスタッフの勤務可能時間を延長する方法です。
実際に導入した法人のデイサービスでは、勤務シフトが埋まりやすくなるだけでなく、
人件費がなんと月々9万円(-3.8%)削減することに成功しました。
 
この子ずれ出勤制度とは、
保育スペースや、保育スタッフは一切置かず、スタッフの子供たち(6歳~15歳程度)がキッズボランティアとしてご利用者と一緒にフロアでお手伝いすることで、
勤務時間の延長、利用者満足度のアップ、さらには、職員の業務削減につながったのです。
 
しかし、ただ制度を作る“だけ”で機能するかとかと言えばそうでもありません
 
成功のポイントは3つ
①制度に対する職場の理解
②事故リスクへの配慮
③子供が来やすい環境作り
 
①制度に対する職場の理解
変化に対する反対意見は必ずでてきますが、
管理者、子育て中のスタッフ、それ以外のスタッフ、三者それぞれの立場で
制度の導入によって得られるメリットを伝え、理解してもらう必要があります。
 
②事故リスクへの配慮
キッズボランティアが事故に関わった場合にも、
賠償責任保険の適用範囲になるか契約の確認が必要です。
 
③子供が来やすい環境作り
子供にもやりがいを感じてもらうためには、キッズボランティアとして役割を与えることが有効です。
 
コストもかからず、労務条件の変更等も必要ない、すぐに取り組める人材不足解消方法です。
是非、貴社でも取り入れてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いたコンサルタント

株式会社船井総合研究所

株式会社船井総合研究所

介護・福祉経営 無料メールマガジン

現場で活躍するコンサルタントが、業界で成功するポイントや課題解決に向けた新たな切り口をご提供! 船井総研の介護・福祉経営コンサルタントが無料でお届けする、現場の最新情報・ノウハウがギュッとつまった無料メールマガジン「介護・障がい福祉ビジネス通信」。
これからの時代に生き残っていくために、「地域一番」となるためのヒントや、介護・福祉経営コンサルティングチームのご支援先の成功事例レポート、勉強会やセミナーのご案内など、盛りだくさんの内容でお届けしています。ぜひご登録ください。

無料経営相談のお問い合わせ
contact us

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームはこちら

お電話でのお問い合わせ

0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)0120-958-270 (受付時間 平日9:00~18:00)

介護・福祉経営.comを見たとお伝えください。

ページのトップへ戻る