皆さんこんにちは。
これまで我々は、何度かデイサービスの稼働率アップについて、ポイントをご紹介させていただきました。
過去記事はこちら。
「なぜ、あなたのリハビリデイは、人が集まらないのか?」~人が来ない5つのわけ~
今月、 何件契約をとりたいと考えていますか?
「介護施設の新規参入の現状」~成功する施設と失敗する施設の5つの違い~
デイサービスの稼働率をあげる5つのポイント
真剣にデイサービスの稼働率アップを考えられている介護施設の経営者様から、
上記コラムを書かせていただいて以降、30件以上のご質問や介護施設経営に関する相談をいただいております。
その中でも、特に多くご相談をいただいているのが、
「総合事業」「地域密着型について」「要介護1,2の切り離しについて」
「2018年の報酬改定の方向性」「自費サービス」への対応方法と今後の事業戦略についてです。
こういった背景から、正直なところ、これまでのようなデイサービスの稼働率アップ手法では通用しなくなってきているエリアが多くなってきました。
さらに、ご存知の通り、昨今、法案の通った「事前通達なしの実地指導」も容赦なく行われている状況です。
自分たちで気づき過誤請求をできればまだしも、容赦なく、返戻、監査を実施される施設が多くなっていると聞くようになりました。
こういう状況の中、下記に当てはまるような事業所、介護施設の経営者は要注意です。
(1)とりあえず、ケアマネ事業所をたくさん訪問すればなんとかなるだろう。
(2)自分たちのプログラムはご利用者様から支持をいただいているし、大丈夫。
(3)法人としてのブランドがあるし、問題はない。
皆さんの事業所も幾度となく介護報酬改定に対応されてきたかと思いますが、
将来を予測し、継続的な介護施設経営を行うことが、さらに難しい時代になってきました。
こういう状況の中、何ができるか。
具体的な手法論については、今まで数多くご紹介させていただきましたが、
本質は実にシンプルです。
(1)経営状況が元気な介護施設を探す。
(2)その法人の元気な理由が何かを検討する。
(3)検討した結果が自法人に当てはまる場合はそのポイントを真似る。
そうはいっても、
「周りの元気な法人は、規模が違いすぎて、自法人のレベルとはかけ離れているよ‥」
「その探している時間がもったないし、業務から離れないよ‥」
など思われるかもしれません。
色々な施設の情報が集まる勉強会に参加されることをお勧めします。
我々も、介護施設経営の成功事例、失敗事例について、メルマガにて、有用な経営ノウハウは提供させていただきますが、
実際の経営者様の声を聞くのが一番早いのです。
まさに、「百聞は一見に如かず」なのです。
全国では、貴法人の規模と同じくらいの法人で成功されているところが必ずあります。
また、介護施設の経営は永続的に続ける必要がありますが、勉強会の参加は、数時間のものから長くても、1日です。
何度も危機を乗り越えてきた介護施設の経営者様は、生き残りをかけて、上記のことを実行されています。
2018年までに少しでも対策をとっておくことが皆様の介護施設を永続させ、ご利用者様、
スタッフを守るために、必要なことかと思います。
一つでも多く、将来に向けて対応しておくことをおすすめいたします。
今回の記事が、皆さんの介護施設経営の一助になれば幸いです。
【デイサービス 稼働率アップ】介護施設経営で今後、大失敗しない方法
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