来年も、まだ、職員が辞めると言って嘆いていたいですか?

2016年5月12日配信

カテゴリ:
人材採用・育成・評価

皆さん、こんにちは!
介護コンサルタントの管野(かんの)です。

皆様、いきなりですが、3年後、何人の職員を採用し、定着させたいですか?
目標値などは、ございますでしょうか。
介護業界全体の採用が厳しくなり、労働者人口もますます定着少なくなっていく中、
職員の採用と定着は重要な取組事項になります。

最近、私 管野に対してくる経営相談としては、下記のようなものがあります。
『職員を入れてもすぐやめる。だから、至急募集できる手法を教えてほしい』
『職員は素直じゃない人が多いので、やめさせましたよ』

はっきり申し上げて、あなたの法人に問題があります。
また、その問題を解決する手法として今回、新卒採用とその定着方法をお勧めします。

本日の記事では、新卒採用を行っている方向けには、
★人づくりの上ではずせない3つのポイント

まだという方には、
★これからはじめる新卒採用

をご紹介します。

まず、新卒採用を行っている方向けの3つのポイントに関してです。

採用~定着までの流れとして重要な3つのポイントとは、
採り方・入れ方・育て方3つです。

 

1つ目の採り方は採用の仕方です。
明るい採用か、暗い採用か・・・で当たり前ですが、採れる人材が変わります。

2つ目の入れ方。
正しくは「迎え入れ方」と表現してよいでしょう。
たとえば、歓迎モードになっているか?
会社自体の歓迎モード、現場職員の歓迎モード、そして一個上の先輩の歓迎モードなどがあります。
初期教育も入れ方の部分では重要パーツです。
社会人教育として、ホウレンソウ、マナー・しつけ教育などしっかりと実施してあげましょう。

3つ目は育て方。
研修や教育環境も大切ですが、簡単にできることで必ずやってほしいことは、採りっ放しにしないこと。
最低限、半年に一度のフォローアップ研修・面談の時間を取っていくことが大切です。
そうすることでその一人ひとりにあった正しい育て方が見えてきます。

次に、まだ新卒採用を実施していないという方。
これから新卒を始めるという方向けにおすすめの媒体をご紹介します。

・リクナビ、マイナビなどへの登録、合説参加からの採用
・大学、専門学校での単独説明会からの採用
・高校生新卒の採用

大まかに上記のものが新卒採用となるでしょう。

リクナビ、マイナビなどはかなりの費用がかかるため、はじめにくい印象があると思います。
しかし、各種高校、専門学校へは、新卒の求人登録を行うだけで事実上、法人としての新卒採用の取り組みが始まります。
まだ実施されていない方は、新卒を受け入れる覚悟がいるかも知れませんが、まず登録するということからはじめてみましょう。
新卒採用は、今後5年の間に、この業界の最重要項目となってきます。

どうすればたくさん募集してもらえるか?は、また別の機会にご紹介いたします。

 


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介護業界の採用環境から、採用がうまくいかない5つの理由が挙げられます。
1.欠員補充型の採用活動になっている
2.法人の魅力づくりを行っていない
3.採用担当者のみで採用活動を行っている
4.安定的に人材を集めるための仕組みを持っていない
5.採用後の育成・定着の仕組みがない

人材不足から抜け出し安定的に人材を獲得するためには?

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PDFファイルサイズ2.16MB
2015年3月12日公開

今回の担当コンサルタント

医療・介護経営支援部

管野 好孝(カンノ ヨシタカ)

小売業の店長職を約10年間経験し船井総研へ転職。前職時代では某大手レンタル業界の店舗をたった1年で日本一に導いた実績を持つ。
船井総研入社後は前職時代の経験を生かし、主に介護事業に特化して、新規開設、稼動率アップ、組織活性化、人財採用・人財教育・研修などのマネジメント、組織活性化コンサルティングの支援を行っている。
『施設の業績は、スタッフモチベーションで決まる』というのが自らも実践したポリシーであり、現場中心型の活性化コンサルティングを提供している。

この記事を書いたコンサルタント

管野 好孝

小売業の店長職を10年間経験。不振店の建直しを得意としてマネジメント業務に携わる。レンタル業界大手のTSUTAYAに着任後、たった1年で日本一に導いた実績を持つ。(ツタヤ・スタッフ・カンファレンス2009年) 船井総研入社後は介護業界に特化してコンサルティングを実施(詳しくは下部、コンサルテーマ参照)。経営者の「やりたいコト」に「伴走」したコンサルスタイルに定評があり「指名」を頂くケースが非常に多いコンサルタントである。(6年連続 指名数No.1)

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