みなさまこんにちは。施設介護コンサルティングチームの三浦です。
介護業界では採用難に加え、離職問題も大きくなっており、
人が辞めないことが経営の最重要課題という法人も多いと感じています。
人が辞めてしまう法人はまず、施設長とスタッフとの普段の会話を確認してください。
普段から、「それはダメ」「なんでできないの?」「遅いよ」といったネガティブワードで、
頭ごなしにスタッフを否定していませんか?
そのつもりはなくても、スタッフは自分自身を否定されていると感じます。
人が辞める原因の9割は「自分を認めてくれる人がいないと感じるから」です。
では、どうしたら良いのか?
答えは「そうなんだ」「わかる」「なるほど」の3つの共感ワードを意識的に使い、承認欲求を満たすことです。
認めるとは「相手が発言・行動することそれ自体」を認めることです。
スタッフが何かをしたらまずは、共感ワードで「発言・行動したこと自体」を認めてください。
ミスがなくて当たり前の介護現場では、「認められる」ことが非常に少ないです。
施設長が承認を繰り返すことで、「私のことをわかってくれている」という安心感が生まれます。
そうすれば、簡単に人はやめません。
「これだけで人は辞めない!」介護スタッフを上手に認める技術
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- 人材採用・育成・評価
この記事を書いたコンサルタント
三浦 基寛
介護業界のコンサルティングに特化。介護施設・有料老人ホームの『業務標準化』 『スタッフ定着・離職防止』『リーダー・管理者育成』を中心とした組織づくりや生産性向上のコンサルティングを得意とする。人手不足・採用難時代の中で、経営者・事業部長・管理者・リーダーといった法人内の各階層の役職メンバーを巻き込みながら、成功事例を基に手堅くコンサルティングを実施している