皆様
いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所、地域包括ケアグループ
コンサルタントの武藤 慶太郎でございます。
お忙しいところ、こちらのコラムをご開封いただき、
誠にありがとうございます。
表題の件、本コラムでは
赤字の小多機が、看多機に転換することで
なぜ業績アップできるのか?について
1.成長市場で事業運営できる
2.報酬単価が1.3倍になる
3.重度対応がしやすくなる
の3点を解説しております。
成長市場で事業運営できる
厚生労働省(2013-2024)『介護給付費等実態統計月報』より毎年4月分のまとめ
小多機は市場が成熟傾向である一方で、看多機は市場が成長しており、今後も拡大の見込みです。市場全体のパイが大きくなる恩恵を受けやすいため、新規顧客の獲得や、売上の伸びなど、停滞・縮小市場と比べて事業の持続的な成長が見込めます。
報酬単価が1.3倍になる
小規模多機能・看護小規模多機能の介護報酬の比較
看護小規模多機能の加算一覧
厚生労働省(2025)『介護保険事務処理システム変更に係る参考資料』より引用
基本報酬の増加分9~19%に加えて、看護小規模多機能の加算が数千単位見込めることにより、利用者1名当たりの単価が向上し、同じ定員数でも大幅な増収が見込めます。
重度対応がしやすくなる
小規模多機能・看護小規模多機能の
紹介元別の割合・平均要介護度
コンサルティング先の傾向値を記載
看護サービスの提供力が強くなることで、医療依存度の高い方の受け入れが可能になり、医療機関からの紹介が増加。自然と、利用者の平均要介護度が上がりやすいです。
今回、船井総合研究所では、実際に小多機を看多機に転換され
赤字続きだった小多機を1年で黒字化し、
5年で月商1000万円を達成された医療法人木水会様をゲストに迎えたセミナーを企画いたしました。
具体的な転換の手順や、早期収益化を実現する方法についてお伝えする内容になっておりますので
ご興味をお持ちいただいた方は、下記のリンクから詳細をご覧ください。
【オンライン開催】看護小規模多機能転換セミナー

この記事を書いたコンサルタント

武藤慶太郎
介護、歯科医療、人材紹介、地方創生等の業界を経てシニアライフコンサルティングチームに所属。新規事業開発の経験が豊富であることを特徴とするコンサルタントであり、現在に至るまで50社以上の公的介護・医療保険外事業の新規開設や、デイサービス・訪問看護・小多機/看多機の立ち上げに携わる。マーケティング戦略に強みを持ち、中でも「Webマーケティング」においては業界問わず定評があり船井総合研究所自体のWebマーケティングも担当している。戦略立案から、具体的な広告戦略、サイト改善までWeb全般のサポートを行う。