なぜ、あの訪問看護は「停滞期」を乗り越え、再び成長できたのか?

2025年9月22日配信

カテゴリ:
その他


皆様、こんにちは。船井総合研究所です。
いつも私どものコラムをお読みいただき、ありがとうございます。

事業の拡大期において、多くの企業が直面する「成長の停滞」。
特に、多拠点展開を進める訪問看護ステーションにとって、
これは避けては通れない経営課題かもしれません。

今回は、まさにその「成長の壁」を見事に打ち破り、V字回復を遂げた
訪問看護ステーションの事例を分析し、持続的成長の条件を探ります。

成長の裏で起きていた「組織の歪み」

今回ご紹介するエリー訪問看護ステーションは、創業からわずか
2年あまりで4拠点・月商2,800万円にまで到達した急成長企業です 。

しかし、その急拡大の過程で、組織には少しずつ歪みが生じていました。

拠点が増えたことによる

サービス品質のばらつき、それに伴う事故やクレームの多発 。
経営陣と現場の間に生まれた溝、そして一般職スタッフの反発と退職。
離職率は一時期19.6%にまで達しました 。輝かしく見えた成長は、
ここで一度止まることになります 。

なぜ、V字回復を成し遂げられたのか?

この停滞期から脱却する原動力となったのが、徹底した「標準化」と
「仕組み化」への舵切りでした。
同社は、個人のスキルや経験といった曖昧なものに頼る経営から、
明確なルールの下で組織を動かす体制へと大きく転換します。

業務マニュアルの整備
➡ 緊急時対応からレセプト業務まで、あらゆる業務手順をマニュアル化

新人教育の体系化:
➡OJTチェックシート等を活用し、誰が教えても同じレベルで新人を
育成できるプログラムを構築 。

組織構造の再設計
➡経営者、エリアマネージャー、管理者、スタッフという4階層の
組織を作り、役割と責任範囲を明確化 。

これらの改革によって組織の基盤を再構築し、サービス品質を安定させた
ことが、再び成長軌道に乗るための力強いエンジンとなりました。
結果、わずか1年半後には従業員数80名、月商5,650万円という
目覚ましい成長を遂げています 。

本セミナーでは、この「成長の壁」を乗り越えた事例の当事者である、
株式会社ROLLIE様 をゲスト講師としてお招きします。

わずか4年で8拠点・月商5,200万円を達成した 同社が、サービス品質の
ばらつきや高い離職率という「停滞期」をいかに乗り越えたのか 。
そのリアルな軌跡と、失敗しないための“事業設計”のポイントを
具体的にお伝えします。

ご興味のある方は、下記より詳細をご確認の上、ぜひこの機会にご参加ください。

【WEB】訪問看護の開設から拡大・展開へのロードマップ公開




【開催日程】

■オンライン
2025/10/16 (木) 14:00~17:00
2025/10/17 (金) 14:00~17:00
2025/11/05 (水) 14:00~17:00
2025/11/06 (木) 14:00~17:00

この記事を書いたコンサルタント

船井総合研究所 介護コンサルティングチーム

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