訪問介護の補助金について

2025年7月10日配信

カテゴリ:
時流・業界動向

メールを開いてくださりありがとうございます。
居宅サービス領域を担当している元介護士の國原です。
今回は令和7年度の補助金について書かせていただきました。

1.訪問介護の提供体制の確保

訪問介護の提供体制の確保

以前もご紹介させていただいた令和7年度の訪問介護に関連する補助金ですが
皆様ご活用いただいておりますでしょうか?
私の支援先でも申請いただきましたが書類はそこまで難しく無い印象です。

基本報酬が減算になった事に対する時限措置の側面もありますが
活用できるものは活用していきましょう!

2.都道府県による違い

上記の補助金について、申請時期や機関また仕様について地方自治体によってかなりばらつきがあります。

早い段階から行政のHPにアップされていた自治体がある一方で、いまだに内容が公表されていない都道府県もあります。

・人材確保体制構築支援事業
・経営改善支援事業

上記は国から実施要領の文言ですがどのような仕様にするかは各自治体に任されている
ため、小規模事業者の支援が色濃いものから国の仕様をほぼそのままという自治体もありました。

余談ですが、ある都道府県の担当から研修を一括で委託できないかと相談もありました。

3.訪問介護のこれから

皆さん訪問介護の今後についてどのような印象を持っているでしょうか?
明るい話題は少ないですが、私は希望を持って取り組んでいます。

確かに小規模事業者が事業を継続するのは難しい印象です。
国としても小規模事業者は協力してまとまって頑張ってほしいというメッセージは
色濃くなってきています。
1事業所経営が難しい場合には、協働していかなくてはならない未来と感じます。
自社で運営を続ける場合には、やはり売り上げを伸ばしていく必要があります。

そのためには登録ヘルパーの確保が最も重要になるのではないでしょうか?

4.登録ヘルパーを増やしていくために

やはり訪問介護の事業はどこまで行ってもサービス提供の人数が鍵となります。
そのために必要な事はたくさんありますが、私はヘルパーが気持ちよくサービス提供できる職場環境が重要だと考えています。

自分が介護職だったらと考えて、気持ちよく利用者宅に迎える会社かどうか考えちょっと嫌だなと思ったら少し変えてみてもいいかもしれません。

この記事を書いたコンサルタント

國原 和真

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