住宅型・サ高住経営戦略のこれから

2025年4月30日配信

カテゴリ:
その他

いつもありがとうございます。

介護施設の数は増加し続け、「建てれば埋まる」という時代は
既に過去のものとなりました。競争が激化する中で、これまでの「軽度者」中心の受け入れ体制のままでは、施設の安定経営が難しくなってきている
状況は、多くの経営者様が実感されていることと存じます。

これは単なる市場の変化という側面だけではありません。国が進める
地域包括ケアシステムの構築や在宅医療・介護連携の推進という大きな
流れ、そして近年の介護報酬改定の動向を鑑みると、その傾向はより
明確です。具体的には、特定の施設(例:同一建物)への訪問系サービスに対する評価について一部減算の方向性が示される一方で、
中重度者への手厚いケアや看取りに対する評価は重点化されています。

これは、裏を返せば、今後「軽度者」中心のサービス提供体制のままでは、報酬上の評価が得られにくくなり、結果として施設(または連携する訪問
サービス)の収入が先細りしていく可能性が高いことを意味します。

つまり、これからの介護施設経営においては、変化を先読みし、
医療依存度の高い方への専門的なケアを含めた「重度化対応力」を
高めていくことが、社会的な要請に応えるだけでなく、事業収入を確保し、経営基盤を安定・向上させるための、避けては通れない重要な鍵と
なっているのです。

このような状況を打開し、施設経営を安定・成長させていくためには、
医療ニーズの高い方や看取り期の方も積極的に受け入れ、施設内で最後まで質の高いケアを提供できる「選ばれる施設」へと転換していく必要が
ございます。そして、その実現に不可欠となるのが、
貴施設内(または併設・連携)の「訪問看護ステーション」との
効果的かつ戦略的な連携なのです。看護師との密な連携があってこそ、
質の高い重度化対応・看取りケアが可能となります。

ここまで、お読みいただきありがとうございます。今ある介護施設を
重度対応できるようにしたいという方は、5月18日に開催するセミナー
にご参加いただければ幸いです。

実際に赤字施設を重度対応をし、収益化施設への転換を成功させた
医療法人維誠会理事長金子様にお話いただきます。
1日限定開催のため、是非お申込みください

住宅型・サ高住経営戦略のこれから


・セミナータイトル:赤字が続くサ高住・有料を収益化する方法
・日時:2025/05/18 (日)14:30~17:30
・開催場所:東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 
八重洲セントラルタワー35階

この記事を書いたコンサルタント

船井総合研究所 介護コンサルティングチーム

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