第3回 介護の評価制度コラム ~導入すべき等級設計と賃金設計編3/4~
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第3回 介護の評価制度コラム ~導入すべき等級設計と賃金設計編3/4~
前回メルマガ『第2回 介護の評価制度コラム ~正しい目的と目指すべき方向性編2/4~』では、評価制度の正しい目的についてお伝えいたしました。
今回は『等級制度と賃金設計のポイント』についてです。
等級制度は、職員のキャリアパスを示す羅針盤です。
推奨する等級設計は、全7階層で構成し、
3等級・4等級に小ステップを設けることで、昇格へのハードルを下げ、
より多くの職員がステップアップを目指しやすくなります。
一般 1等級 新人
一般 2等級 通常の介護職員
一般 3等級 新人育成を主でする介護職員
一般 4等級 当日リーダーをする介護職員
管理 5等級 現場をマネジメントする主任
管理 6等級 事業所を管理する管理者
管理 7等級 その上の複数部門を管理するマネージャー
評価制度の目的に立ち返り、『管理者の輩出』が1つ目の大きな軸なので、
管理運営業務をベースに等級設計しております。
また、等級要件は抽象的な能力などの表現ではなく、
具体的な実務と連動させることが重要です。
「あの職員、やってる業務は一緒なのに等級が高くて、給料も高い・・・」
こうした不満の予防として、目に見える業務が異なるというのは重要な要素です。
次に賃金制度についてです。
何に対して賃金を支払うのかを明確にする、
加えて、1対1で対応させることが大原則です。
基本給:等級(運営業務)
号棒:1年の評価結果
職務給:職種・職務
役職手当:役職
資格手当:保有資格
処遇改善:介護職員一律
賞与:半年の評価結果
といった具体です。
『介護福祉士』資格を保有していることを、
資格手当・基本給・処遇改善、すべてに反映させると時間の経過とともに、
混乱しルール通り運用できなくなります。
賃金制度については、『説明がつかない』という状況を一番避けたいです。
また賃金テーブルについては、
10年~20年程度で上限を設けることを推奨します。
これにより、無制限な人件費の増加を防ぎ、
昇格へのモチベーションを誘発する効果が期待できます。
管理者の年収については、おおまかな目安として
一般職の平均年収の約1.5倍を目指し、
その目標額から逆算して管理職手当の額を決定したいです。
これにより、管理職の責任と貢献に見合った処遇を実現し、
管理職を目指す意欲を高めます。
上記のように、人事評価制度の構築の段階で様々な議論すべき点が発生しますが、2つの軸【①管理者の発掘・輩出(=人材育成)】【②課題職員の是正促進】を持っておくと、各詳細議論の判断がつきやすくなり、かつ一貫性のある制度を構築することができます。
次回のメルマガでは、評価制度と研修制度のポイントについて解説いたします。
続きが気になる方は、
次回の『第4回 介護の評価制度コラム ~導入すべき評価項目と制度運用と研修 編3/4~』をぜひお読みください。
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