【船井総研】シニア新規事業の事例集

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
船井総研の三浦でございます。

みなさま、特別養護老人ホームという
介護施設はご存じでしょうか?

特別養護老人ホーム(特養)は
2000年に施行され設立された、
身体状況が重度の高齢者を
低価格で受けいれている介護施設です。

安価で入居でき、かつ老人ホームの種類が
豊富でなかった背景から
入居を希望される者は多く、
一時は一施設当たり数百人が入居待ちをしておりました。
しかし、現在では特養の6割が赤字経営だということが判明いたしました。

本メルマガではその理由とその改善策を
お伝えさせていただきます。

赤字化する特別養護老人ホーム

先にもお伝えさせていただきましたが、
2000年に施行されたから特養の人気は絶大で、
入るためには2∼3年近く待たなければいけない
と言った状況も生じるほどでした。

ではなぜそのような人気施設が赤字になるのか
理由は2つございます。

①集客力の低迷
高齢化に伴うシニアマーケットの拡大と比例し、
介護事業に参入企業が年々増えております。
それに伴い、業界における顧客の獲得競争が激化し、
介護施設の価格帯やサービス内容も多様化しております。
「安くて、手厚い介護を受けられる」が強みの特養にとっては
この状況は芳しくなく、増える競合他社に
顧客が取られてしまっているのが現状です。

②働く人材の確保が難航
みなさまがご存じの通り、
介護医療業界における人手不足は深刻な問題となっており、
働く人材の確保が難航しております。
特に特養は入居者の人数に応じて配置するスタッフが
決まっているため、スタッフが不足していると、
その分受け入れる利用者の制限をしなければなりません。

上記、2点の要因から空室が発生、もしくは
空室をつくらなければいけない状況が生まれ、
赤字化する特養が増えております。

赤字化を無くす方法

ではこの状況をどうしたら打破できるのか。
理由はいたってシンプルで、
①集客力を強化する ②人材を確保する
この2点です。

ではなぜ、このような明確な解決方法があるにもかかわらず、
赤字化が止まらないのか、
それはそれに割く人員とノウハウが確立されていないからです。

特に高齢者集客においては
「訪問営業」が反響の大部分を占めるため、
そこに人員を割かなければいけません。
しかしながら、営業という業務を
専門的に行っていない介護事業所からすると
営業職の採用、営業職の教育というのはハードルが高く、
一歩を踏み出せない事業が多数ございます。

ではどうするのか、
それは高齢者集客に成功している企業の話を聞き、
ノウハウを習得し”高齢者集客のプロ集団”を組織することです。

シニアマーケットにフックをかけたい
介護事業所の赤字化を防ぎたい
高齢者集客のプロ集団を組織したい
そう感じた方は、是非に記載されている
セミナーにご参加頂き、営業組織の構築を
検討してみてください。

介護事業所の赤字化を防ぐ方法

老人ホーム紹介ビジネス新規参入セミナー

この記事を書いたコンサルタント

三浦 潤生

士業、物流業界、医療業界のコンサルティングを経て、地域包括ケアグループに従事。シニア事業の新規事業開発専門の 経営コンサルティング部署であり、老人ホーム紹介事業、シニア向け空き家活用事業、身元保証事業などの事業立ち上げを専門とする。 現在まで100社以上の新規事業立ち上げに携わり、その中で培ったチラシ、販促物を活用したダイレクトマーケティング、 WEBを活用したWEBマーケティング、営業スタッフの採用、育成、営業組織の構築のノウハウは社外、社内問わず定評がある。

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