【無料DLレポートあり】４割が赤字？！厳しいデイサービス経営を黒字化させる手法

2022年7月27日配信

カテゴリ：: デイサービス介護

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皆様こんにちは。

本日は４割以上が赤字と、厳しさを増す地域密着型デイサービス経営の
改善の方法と題しまして、デイサービス黒字化のために
まだまだ出来ることをまとめましたのでお届けいたします。

デイサービス経営の厳しい現実と課題

「デイサービスの」４０％以上が赤字・・・
令和２年の独立行政法人福祉医療機構の調査によると、
全国で４０％以上のデイサービス事業所が赤字経営を行っております。
コロナが始まり丸２年。その厳しさがデータとなって現れた形です。
特に地域密着型デイサービスは、その事業所数を年々減らし続けており、
高齢者増によるニーズの増加の下でこういった減少が起こっていることを
踏まえると、市場全体で、デイサービスの適正化が進んでいると言えます。

デイサービスの経営者様・現場スタッフ様とのお話の中でも、
「コロナ控えで、利用者が少ない（キャンセル率が高い）」
「周辺デイと地域の利用者様の奪い合いにが起こっている」
「早急に稼働率を上げたいが、手立てが見えない」
「スタッフが足りなくて、定員を縮小せざるを得ない」
「人件費が売上を圧迫してしまっている」
「今後も地域密着型でやっていけるのか」
「地域密着型の事業所でも赤字脱出できないか？」
などたくさんのお悩み・お声を頂いております。

今回はそのような皆様に、先ずは足元の売上を固めて頂くために
地域密着型デイサービスに特化した黒字運営を達成する方法を
お届け致します。

経営改善の３つのポイント：赤字事業所の黒字化

デイサービスが赤字経営に陥ってしまうのには
大きく分けて次の３つの理由が存在します。

①登録者が少ない（地域密着型デイで18名以下）
②一人当たり利用回数が6回以下
③人件費率が80%を超えている

自事業所がどのパターンに当てはまるかを正確に見極めたうえで、
それぞれの原因にあったアクションプランを作成する必要があります。

ここでは、各原因別で具体的なアクションプランをご紹介します。

赤字克服のための黒字化方法

赤字パターン①：登録者がそもそも少ない。
１つ目は登録者数が18名以下で稼働率が60%未満と、そもそも利用者のいない場合です。
こうした事業所の場合、利用者獲得が必須となりますので、営業を行う必要があります。
登録者を純増させるために、月40件程度の営業を行っていただくことが必要です。

赤字パターン②：一人当たり利用回数が少ない
２つ目は、一人当たり利用回数が6回以下で、稼働率が低い場合です。
登録者数はいるものの、キャンセルの連絡が来ても、その振替を行えていないと
一人当たり利用回数は伸ばすことが出来ません。
まずは職員間で、キャンセル振替は「やって当たり前」という共通認識を持ち、
キャンセルの振替率を90%以上確保しましょう。

赤字パターン③：人件費率が高すぎる。
人件費率が80%以上と、過剰な人件費が生じている場合です。
人件費率とは、売上に対する人件費の割合ですので、売上が低いか、人件費が高いと
人件費率が高くなってしまいます。売上が低い場合は上述の①・②の施策を実施いただければと思いますので
今回は人件費が高い場合の対策をご紹介いたします。
人件費が高すぎる場合、営業日当たりのシフト表が多すぎるなど、余分な業務が発生している場合が多いです。
個々の職員の動きが確立されておらず入浴や送迎など、随所にムリやムダが生じています。
まずは業務管理表を作成し、日々の業務の見える化から取り組むと
余計な人員が発生しているポイントが明確になります。