【最新版】小規模多機能の運営実態
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皆様もご存知の通り、小規模多機能の市場規模が小さいこともあり、
本メールマガジンも連動して閲覧数は少ない傾向がありますが、
毎月約500名の方にお読みをいただいています。
現時点で小規模多機能が日本全国に5,669事業所ありますので、
10%近くの人がお読みになっているという計算になります。
メールマガジン別の閲覧数を見ながら、
皆様がどういったテーマに関心度合が高いのかを分析していると、
最も関心度合が高いのが、「赤字脱却」に関連する内容でした。
実際に船井総研で作成した「小規模多機能データベース」を見ていると、
5,669事業所のうち、3,552事業所(62.7%)が
非常に厳しい経営実態であることが分かりました。
データベースの一部ではありますが、下記をご覧になると、
多くの事業所の経営状況が厳しいことがお分かりになるかと思います。
小規模多機能の運営実態
■小規模多機能の運営実態
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登録者数20名未満 2,367事業所 41.8%
登録者数20名以上 3,302事業所 58.2%
登録者数25名以上 1,531事業所 27.0%
平均要介護度2.0未満 2,063事業所 36.4%
平均要介護度2.0以上 3,606事業所 63.6%
平均要介護度2.5以上 1,582事業所 27.9%
登録者数20名未満×平均要介護度2.0未満 3,552事業所 62.7% 大苦戦
登録者数20名以上×平均要介護度2.0以上 2,117事業所 37.3% 損益分岐点~若干プラス
登録者数25名以上×平均要介護度2.5以上 437事業所 7.7% 高収益化
登録者数29名以上×平均要介護度3.0以上 10事業所 0.2% 超高収益化
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毎月メールマガジン経由で数多くのご相談をいただくのですが、
経営者や経営幹部の方と面談をしていると、
月収支が-100万円や-200万円という赤字運営も珍しい話ではありません。
加えて、小規模多機能以外の既存事業で出た利益でなんとか赤字を補填する実態になっており、
事業継続自体をどうするか悩んでいるというケースもよく耳にします。
ただ、結論として、損益分岐点まで持っていくのは難易度の高いことではないと考えています。
仮に-100万円の収支状況だとしても、新規利用者を3~4名増やし、加算算定をすれば、
早期に赤字脱却することが十分可能です。
赤字脱却の成功事例
赤字脱却の成功事例を3つに絞ってご紹介します。
①人口5万人エリアの事例 3ヵ月間で月収支-100万円から+50万円に改善
②人口15万人エリアの事例 5ヵ月間で月収支-200万円から+90万円に改善
③人口35万人エリアの事例 5ヵ月間で月収支-60万円から+40万円に改善
「上記のような事業所が具体的にどのような手法で赤字脱却をしたのか知りたい」
「詳しい事例について聞いてみたい」といったご要望がおありの方は、
過去メールマガジンや小規模多機能レポートをお読みいただければと思います。
さらに詳しく学びたいという方については、直近で下記セミナーを実施しておりますので、
内容をご覧いただき、ご興味がおありでしたら、ご参加いただければと思います。
【webセミナー】小規模多機能の赤字脱却セミナーについて
■セミナー概要
小規模多機能の赤字脱却セミナー
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/078550
小規模多機能が赤字でお悩みの経営者・経営幹部様へ朗報!
月売上760万円・営業利益率15%以上を達成するアクションプランを大公開!
■セミナーに関する問い合わせ先
船井総合研究所 森永顕成
Mail:a-morinaga@funaisoken.co.jp
TEL:070-2299-0608
Chatwork ID:akimasa2426
船井総研では、小規模多機能の収支改善・収益化に関するセミナーを2018年から複数回開催してきました。過去セミナー参加者の方からは「セミナー内容を実践したら成果が出ました。」という嬉しいお声を多くいただいています。2021年の最新版ノウハウを包み隠さずお伝えいたしますので、ご参加を検討いただければと思います。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
この記事を書いたコンサルタント
森永 顕成
新卒で船井総合研究所に入社。 専門はデータと事例を活用したシニア関連事業の 戦略策定と実行支援コンサルティング。 既存事業の収支改善、高収益化支援を得意としており、 中小・中堅企業から地域一番企業まで 幅広いクライアントの経営支援を行なっている。