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結論からお伝えすると、小規模多機能の経営が苦戦する理由は、
「誰に」利用してもらうサービスなのかが不明瞭になっているからです。
下記は、簡易的に「利用者の状態」と「介護サービス」を軸に介護サービスを分類したものです。
■介護サービスの分類
① 軽度 × 在宅 ⇒ デイサービスや訪問介護など
② 中重度 × 在宅 ⇒ 小規模多機能
③ 重度 × 在宅 ⇒ 看護小規模多機能
④ 軽度 × 施設 ⇒ 有料老人ホームなど
⑤ 中重度 × 施設 ⇒ グループホーム
⑥ 重度 × 施設 ⇒ ナーシングホーム
上記の分類を行った際に、
②に対してのサービス提供を行うのが、小規模多機能です。
①や③に該当する方(例えば、要支援者であるにも関わらず毎日デイサービスに通いたい方や施設入所ができないからロングショートで預かってほしい方など)を無理やり小規模多機能で受けてしまうことが苦戦を招く最大の原因です。
本日は、小規模多機能の経営を軌道に乗せるためのノウハウを3つのレポートにまとめましたので、ご紹介します。
【レポート1】小規模多機能の収益化レポート
日本全国の小規模多機能を独自取材したインタビュー記事をまとめたレポートです。赤字事業の小規模多機能を軌道に乗せるために必要なことを事例を元に学ぶことができます。
利益がでない事業所とモデル事業所の3つの違いについて解説したレポートです。
高収益化を目指すにあたって押さえるべきポイントを理解することができます。
【レポート3】小規模多機能で25名以上を持続的に実現する方法
利益がでないBadサイクルから抜けだし、Goodサイクルに入るための方法を解説したレポートです。
ピンポイントで課題がどこにあるのかを理解し、解決することができます。
この記事を書いたコンサルタント
森永 顕成
新卒で船井総合研究所に入社。 専門はデータと事例を活用したシニア関連事業の 戦略策定と実行支援コンサルティング。 既存事業の収支改善、高収益化支援を得意としており、 中小・中堅企業から地域一番企業まで 幅広いクライアントの経営支援を行なっている。