【利用者が5年で200%増!】営業利益20%超&国が求める訪問看護の”新しい領域”

2023年10月31日配信

カテゴリ:
新規参入 障がい者就労支援 障がい福祉 介護

皆様、いつもありがとうございます。船井総研の家徳です。

今回は訪問看護の中でも、多くの経営者の盲点となっている
”精神科訪問看護”についてお伝えします。
”精神科訪問看護”と聞いてピンと来る経営者様は多くないと思います。
近年、”地域包括ケアシステム”の推進により、在宅領域の訪問看護は
急激な増加が見られますが、同じく必要とされているのにも関わらず
多くの法人様が見逃している
訪問看護の”新領域”があります。その”新領域”とは”精神科”訪問看護です。

本コラムでは

・精神科訪問看護とは
・精神科訪問看護が必要とされている背景
・精神科訪問看護は何故高収益を実現出来るのか

という3つの疑問にお答えします。

年商1億円前後でも”やりやすい”新しい事業を始めたい経営者様、
訪問看護は持っていないけど自社の看護師の生産性を上げたいと
感じている経営者様は必ず見ることをおススメします。

★精神科訪問看護とは★

精神科訪問看護とは、名前の通り、訪問看護の業態に区分されるサービスです。
その中で、精神科訪問看護とは、主にうつ病等の精神疾患患者のご自宅に
お伺いし、訪問看護のサービスを提供することを指します。
通常の訪問看護との違いは主に3つあります。

①利用者の年齢層
②訪問看護の中で提供されるサービス
➂算定される保険

1つ目は精神科訪問看護の利用者の年齢層です。通常の訪問看護の場合、
利用者の年齢層は65歳以上の高齢者になってきますが、精神科訪問看護
の場合は高齢者に加えて30代~50代といった現役世代も対象になってきます。

2つ目は実際の訪問看護の中での提供されるサービスです。
一般的な訪問看護の利用者の場合は医療処置や健康維持が中心になりますが、
精神科訪問看護の場合は医療処置をすることはほとんどなく、
利用者とのコミュニケーションを通じた対人関係の改善や生活リズムの
確立といったサービスをすることが特徴です。
通常の訪問看護に比べて利用者の”命”とは離れているサービスのため
子育て等でブランクが長い看護師にとっても安心できる領域というのも
特徴です。

3つ目は算定する保険です。通常の訪問看護の場合は介護保険と医療保険の
2軸になりますが精神科訪問看護の場合は基本的に医療保険1本で算定する
サービスです。後ほど触れさせていただきますが、医療保険の方が
介護保険に比べて単価も高く、介護保険のような年齢や介護度に
応じた算定の上限額もないため収益性が高いです。

★精神科訪問看護が必要とされている背景★

精神科訪問看護が必要とされている理由は

・精神疾患患者の増加
・精神科訪問看護の受け皿が求められている

の2点が主に挙げられます。

1つ目について、下記グラフの通り、厚労省の「患者調査」によれば
日本はうつ病等の精神疾患患者が増加傾向であり、特に近年は10年間で
約100万人と急激に増加しています。特に精神科に係ることへのハードルが
低くなっていることから外来患者数が増加傾向であるため、
患者の在宅における生活を支える精神科訪問看護のニーズも比例して
高くなってきております。

精神疾患患者数

2つ目について下記は厚労省が公表している、
精神療養病棟の入院患者が退院する上で重要となるサービスを
精神療養病棟に対してアンケート取った結果です。
グラフの通り、入院患者が退院する上でも訪問看護は非常に
重要なサービスとなっていることが読み取れます。

退院に訪問看護が必要な理由v2

上記2つの背景もあり、精神科訪問看護の利用者数も増加傾向であることが
読み取れます。政府統計の「訪問看護療養費実態調査」によれば
精神科訪問看護の基本療養費の算定者数(=利用者数)は2013年から
2021年までで約200%の増加となっております。

精神科訪問看護利用者数

政府資料からも精神科訪問看護の市場は急激に拡大していることが
読み取れることから参入を検討するに値する事業と言えます。
また国の方針としても”精神障害に対応した地域包括ケアシステム”の
構築を進めております。この中で、
「精神科医療機関、その他医療機関、地域援助事業者、市町村などとの
重層的連携による支援体制を構築」とあり、在宅復帰後は病院だけでなく、
クリニックや就労支援施設、訪問看護ステーションといった複数事業所が
連携して患者を支えていくことが明文化
されているため、
在宅の精神疾患の患者における精神科訪問看護のニーズが
あることは間違いなく今後も出てくるが予想されます。

★精神科訪問看護は何故高収益を実現出来るのか★

精神科訪問看護を事業として始める上で事業としての魅力は

①医療保険で算定できるため報酬単価が高い
②ストックビジネスのため売上が安定しすい

の上記2点が挙げられます。
1つ目について精神科訪問看護は通常の訪問看護と異なり
全て医療保険で算定することが出来ます。
全国訪問看護事業協会の「訪問看護ステーション経営概況緊急調査報告書」
によれば介護保険と医療保険の訪問看護の単価を比較した際に、
医療保険の方が訪問単価が約1000円ほど高いです。
つまり、医療保険で訪問看護に入る方が収益的には高いため、
医療保険で算定できる精神科訪問看護は収益的にも魅力的な事業と言えます。

2つ目について精神科訪問看護は対象者が30代から50代のような現役世代が
主な対象となるため通常の訪問看護のようなご利用者様のご逝去による
売上減少のリスクが低いです。そのため、売上を安定して伸ばせるため
経営的にも”やりやすい”事業
と言えます。特に、既存の事業に加えて
もう1つ安定して収益を出せる事業を始めたい経営者には
おススメ
と言える事業と言えます。

最後に

・精神科訪問看護に是非参入したい
・精神科訪問看護を始める上でのポイントを知りたい
・精神科訪問看護の収益性を知りたい
・精神科訪問看護のビジネスモデルの詳細を知りたい
・成功している精神科訪問看護の事例を知りたい

という方に向けてセミナーをご用意させて頂きました。

精神科訪問看護の実態を知りたい、参入を検討しているという方にはピッタリのセミナーとなっています。

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精神科訪問看護の概要、参入に必要なポイントを1日で理解できる
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・訪問看護ステーションの開設を予定している方
・過去に訪問看護へ参入したが上手くいかなかった方
・競合が少ない事業を始めたい方
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精神科訪問看護新規参入レポート ~新規参入をおススメする3つの理由~

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