居室数20室のナーシングホームが
売上1250万/月、利益率24%を達成した軌跡
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滋賀県でナーシングホームをはじめとして、サ高住や訪問介護など、多くの介護事業を手掛けられている、株式会社まごころ 代表取締役社長 上田裕康様にお話をお伺いしました。
元々住宅・リフォーム事業を手掛けていた所から介護事業に参入し、事業が軌道に乗るまでのお話をお伺いしましたので、是非、ご参考いただければと思います。
1.まごころの歩みと介護経営
株式会社まごころは、平成28年の10月に滋賀県甲賀市で創業しました。
事業内容は、福祉用具貸与事業所からスタートし、通所介護、訪問看護事業所、ナーシングホーム、サービス付き高齢者向け住宅を展開しております。
従業員は約100名です。
私は28歳の時に、住宅・リフォームを手掛ける、株式会社びわこホームを甲賀市で創業しました。
今から7年前、高齢者向けの福祉用具レンタルやバリアフリー施設など、ゆくゆくは高齢者向けの事業がしたいと思い、びわこホームにレンタル事業部を立ち上げました。
このレンタル事業部から、まごころは始まっております。
福祉用具のレンタルは単価が低く、当初は売上にならないと苦労しておりました。
その最中、船井総研の半日型デイサービスに関するセミナーを受講したことがきっかけで、甲賀市に半日型デイサービスを開設しました。
甲賀市の方に元気になってもらうという目標を掲げ、県下では珍しい機器も取り入れながら運営しておりました。
そして、半日型デイサービスによって売上が上がり、利益が出るか出ないかという境目の時期に、株式会社まごころを立ち上げました。
本当に「稼げた」と感じられたのは、創業6年目のことでございます。
2.船井総研から得た学びによりナーシングホーム経営を決断
売上が思わしくない中でも介護事業を続けてきましたが、船井総研のある講座によって、まごころの事業に転換点が訪れます。
その講座では、
「今後は要介護度が高い方が増加する」
「旧来の病院が入院患者を追い出し、在宅での医療が主流になる」
というお話があり、介護業界で生き延びるための手段として訪問看護が必要だと学びました。
すぐさま、船井総研のコンサルタントに依頼し、ナーシングホーム運営に関する具体的なアドバイスをいただきました。
運営には非常に苦労をしておりますが、結果は出ております。
3.ナーシングホーム経営の成功に必要なマインド
このコラムをお読みの皆様の中にも、
・本当に利益を出せるのか、
・ナースを採用できるのか、
等々、様々な疑問やお悩みを持たれている方がいらっしゃるかと思います。
でも、やると決めたらできるんです。
私も最初はナーシングホームというものがわかっておらず、「ナーシングホームとは、医療に特化したサ高住である」という内容から教わりました。
そして、今後のターゲットとして、介護度が2以下の場合は保険が使い難くくなるため、介護度が3以上、あるいは医療にターゲットを置く必要があるという話を聞きました。
私たちがナーシングホームを初めて2年になろうとしています。
ナーシングホームとは別に24室の一般的なサ高住を展開しており計2棟を運営しております。
この7年間、様々な業態を展開してきました。
現在は、船井総研のコンサルティングを受けながら、医療事業の受け皿として、ナーシングホームが役割を果たしております。
2021年はナーシングホームの売上が1250万円/月、経常利益は約300万円/月と、軌道に乗っております。
沢山の苦労はありましたが、思いっきりチャレンジすることで、業績を上げることができました。
皆様におかれましても、「何が何でもやりきる」という強い意志を持って、事業参入の為のポイントをやりきっていただきたいと思います。
最後に、
事業統括責任者 片山昌太郎様に、ナーシングホームまごころの施設長として収益化に至るまでの取り組みについてお話をお伺いしました。
実際に運営をされてきた中で苦労した点、成功要因などリアルな内容をお聞きしています。
こちらはセミナー参加者様限定の公開となっています。
医療ニーズの高まりを実感されている方、さらに高収益な施設運営へと進化させたい経営者様・経営幹部の方におススメです。
【オンラインセミナー開催 日程】※全日同じ内容です。ご都合の良い日程をお選びください2022年10月4日(火)、5日(水)、6日(木)、 7日(金) 全日13:00-16:00 |
担当コンサルタント
理学療法士としての経験を活かし、自費リハビリ事業のコンサルティングを展開。事業の新規立ち上げから集客の施策実行、人材育成・組織化まで、結果に拘り支援を行う。