皆様、こんにちは。
株式会社船井総合研究所の中谷文哉です。
今回は弊社で取材をさせていただきました株式会社reward様についてご紹介させていただきます。
株式会社reward様は就労継続支援A型「hibino-shigoto」「hibino-kagayaki」を運営されている法人様です。スコア175点を実現している取り組みと高額な生産活動収入を得ている仕組みなどについて取材させていただきました。
荒川代表の事業における「働く環境の整備」や「明瞭な評価制度」などの実際の取り組みについて記事にさせていただきましたので、是非ご一読ください。
「働きやすい環境の整備」
代表である荒川様が友人にお誘いを受けたのがキッカケで就労継続支援A型事業所「hibino-shigoto」を開所されました。2018年に就労継続支援A型の事業所の運営を開始します。2021年には札幌市に2つ目の事業所となる「hibino-kagayaki」を開所されました。2018年の開所時から様々な取り組みをされてきた中で、初めて取り組まれたお仕事は知人から依頼された民泊の清掃業務でした。しかし、いざ取り掛かると「どういった道具で清掃するのか」、「清掃に時間がかかりすぎている」などの様々な問題に直面しました。そのような問題を解決するために、自社で厳選したアプリを使用した清掃マニュアルの作成、行動の管理、他企業様との業務提携、シャンプーやティッシュなどの詰め替えセットの設置から業務時間の短縮など様々な試行錯誤を繰り返しました。業務効率や精度が向上していく中でその働きぶりから紹介での案件数が増え、営業をする事がなくとも、50、100、200と案件数が増加していきました。現在では300以上の物件での清掃業務から月の売り上げは1000万円を超えております。
データ入力の業務では打ち込んだデータが間違っていたり、確認を行っても間違えていたりと当時は入力データの確認作業を4回行っていました。しかし、その工程に非効率さを感じたため、エクセルの関数やソフトウェアなどのツールを使用し、プライバシーマークの取得など様々な取り組みを行う事で案件数を増やしていき現在では一案件600万円というような高単価な受注もあります。
さらに、ポスティング業務ではご自身で「くばレル」という地図が読めない人のために自分の現在地、歩行ルート、歩行距離などが分かるアプリの作成から効率的にポスティングが行える仕組みを構築しました。その結果、ごみ分別カレンダーのポスティング業務では、1か月で札幌市の世帯の約3分の1にあたる37万部の投函を達成しました。そのような実績から現在ではポスティング会社から外注があるほどとなっております。
通常会社には時間や業務における様々なルールが存在しますが、「hibino-shigoto」ではそういったルールに囚われない働き方を実践されております。「自由に働く事」をモットーに利用者様がシフトなどを自由に選択できるようにしたり、仕事内容についてもシフトに紐づけ、利用者様に選択を委ねるようにするなど利用者様が働きやすい環境を構築する事に特に注力しております。
取材させて頂く中で業務一つ一つにおいて業務効率化における様々な取り組みについてお話しいただきましたが、業務を効率化するという部分において共通しているのは「利用者様が仕事をしやすいように」「利用者様がシンプルに理解がしやすい」といった利用者様が働きやすい環境を提供するという荒川様の強い思いをお受けいたしました。
「明瞭な評価制度の導入」
「hibino-shigoto」では、個別支援計画と査定評価を3か月に一回、年に4回行っております。支援計画と査定を行う際には本人の現状を加味しながら本人と職員で、事業所でどういった目標を持ち、どういった事を行っていきたいのかを具体的に決定します。また、出勤数、ビジネスマナー、勤務態度等の項目を細かく5つの項目に分け5つランクにわけ評価を行っています。査定を年に4回行う理由としては、都度振り返りを行わなければ自分がどれぐらい成長しているのか、どういった事が出来るようになったのかという事が理解出来ないため、年に4度振り返りを行う事で成長の可視化が行えるという荒川様の考えに基づいています。また、査定や支援計画を管理するツールについても7.8個のツールを試し、一番見やすく、理解しやすいものという事で現在使用されている「カオナビ」に決めました。
今回の取材させて頂いた経緯の一つとしてhibino-shigoto様の事業所スコアが有ります。hibino-shigoto様では令和3年、令和4年共に事業所スコア175点という全国でも上位約5%のハイスコアを実現する事業所となっています。今回の取材させて頂いた内容には事業所ハイスコアを実現するエッセンスが散りばめられていると強く感じました。
この度、弊社の取材を快く受けてくださった株式会社reward 荒川様、お忙しいところありがとうございました。
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この記事を書いたコンサルタント

中谷 文哉
大学卒業後、船井総合研究所に新卒入社。 運動学習特化型放課後等デイサービス、専門特化型の児童発達支援事業所、多機能型事業所の新規開発・業態転換・活性化をメインにコンサルティングを行う。現在は、「一般就労」を実現すべく、就労移行支援、就労継続支援A型、就労準備型放課後等デイサービスの新規開発・業態展開・活性化も手掛ける。 採用・集客からカリキュラム構築まで、現場に寄り添ったサポートを行う。