4年で9事業展開!障がい福祉分野で子供から大人までのワンストップサービスの構築の仕方
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- 放課後等デイサービス
皆様、こんにちは。福祉チームの中谷です。
今回は子供から大人までの切れ目のない自立支援のワンストップサービスを構築されたモデル法人、
合同会社ラボリ様のご紹介をさせていただきます。
ラボリ様は埼玉県坂戸市で未就学向けの児童発達支援から大人の就労支援、グループホームまで創業4年で9つの事業を展開されています。商圏人口10万人の地方都市でワンストップサービスを構築したことにより、業績は右肩上がりで成長されています。また、多事業展開していることにより、地域のニーズにしっかり答えることができています。
ラボリ様がまず始められたのは、就労継続支援A型事業です。そして就労系福祉サービスを一通り立ち上げられた後、就労準備型放課後デイを立ち上げられました。もともと放課後等デイサービスへの参入は検討されていたのですが、すでに同じ商圏内に放課後デイが多数あり、何かに特化したモデルをやろうと考えた末に中高生のための就労準備に特化した放課後デイを開設されました。もともと就労系福祉サービスをされていたので特別支援学校の教員や相談支援員とつながりがあり、開業直後から多数の紹介を得ることに成功しました。その結果、開業から3か月で単月黒字を達成し法人の成長を一気に加速させました。
その後も児童発達支援、グループホームと開設され、早期で法人が成長しています。創業4年間で9つの事業をされるというのは全国的に見ても非常にスピーディーな成長だと考えています。
ラボリ様がここまで早期に成長できた要因は以下の3つです。
①地域のニーズと社会資源の需給バランスを徹底的に調べて事業を始める。
②自信がある事業の早期単月黒字に注力する。
③行政関係機関からの要望はできるかぎり断らないことで、信頼をいただく。
この3つを軸に事業展開された結果、短期でのワンストップサービスを構築することに成功いたしました。
このラボリ様のように早期でワンストップサービスを構築していくには、特に「①地域のニーズと社会資源の需給バランスを徹底的に調べて事業を始める。」が重要になります。まだ事業所数は増えている福祉事業であるとはいえ、競合が多く、ひっぱくしている事業もございます。そんな中でも、福祉事業をワンストップで展開されたいという方はまず「ニーズはあるけど、足りていない事業」に取り組むことが必要です。現状で言うと、就労準備型放課後デイです。
放課後等デイの事業所数は増える一方ではありますが、中学生・高校生の利用はあまりない状況です。しかしながら、就職に向けたトレーニングは必要であり、保護者が求めているサービスでありますが、就労準備型放課後デイのモデルは地域にはほとんどありません。したがって、まずは就労準備型放課後デイから取り組み、大人・子供の多事業展開をしていくことをおすすめいたします。
就労準備型放課後デイを足掛かりとして、ラボリ様のように短期で多事業展開をしたいという方に、今回はラボリの代表、太田様をゲストとしたセミナーをご案内させていただきます。ラボリ様がどのように事業展開をして成功されたか。また、就労準備型モデルの詳細とその立ち上げ方法についてセミナーでお伝えいたします。詳細は下記のご案内にございますのでご確認ください。
早期で多事業展開し、福祉事業のワンストップサービスを構築したいという方はぜひご参加ください。
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この記事を書いたコンサルタント
中谷 文哉
大学卒業後、船井総合研究所に新卒入社。 運動学習特化型放課後等デイサービス、専門特化型の児童発達支援事業所、多機能型事業所の新規開発・業態転換・活性化をメインにコンサルティングを行う。現在は、「一般就労」を実現すべく、就労移行支援、就労継続支援A型、就労準備型放課後等デイサービスの新規開発・業態展開・活性化も手掛ける。 採用・集客からカリキュラム構築まで、現場に寄り添ったサポートを行う。