【なぜ中小デイサービス・訪問介護事業者が「空き家活用」すべきなのか?】

2020年3月10日配信

カテゴリ:
新規参入

空き家活用で、もうワンランク上の介護会社になるために

船井総研の沓澤です。

前回の私の記事;

【中小介護事業者向け「空き家活用」事業のすゝめ】

https://bit.ly/2xfFNAE

 

にて、主に低所得層の高齢者の住まいの供給不足問題が顕在化してきていること

そして、そのニーズに対応していくために「空き家活用」が重要な役割を果たすことを

お伝えさせていただきました。

 

いわゆる「社会的弱者」の救済策となる

社会性の高さは勿論ですが

私が小規模デイ・訪問介護事業者様に

「空き家活用」を強くお勧めする理由は、

それだけではありません。

 

ずばりこの「空き家活用」は、

高い収益性と生産性、

そして採用力の強化につながるのです。

 

 

 

小規模デイの運営も住宅型有料併設型なら収支が合う!

介護保険法の減算改定により

多くの小規模デイサービスは

以前のような黒字経営が簡単にはできなくなりました。

 

特に10名以下定員の規模では

軽度の方が大半を占めると単位がとれない…

 

でも重度対応は職員に負担がかかる…

というジレンマが。

 

しかし、そこに住宅型有料の収益もプラスされたら?

 

仮に10室の居室+デイスペースが取れるアパートの活用なら

10室×1室家賃35,000円=350,000円

がデイの収支に上乗せされます。

(上記の家賃設定はあくまでも一例で

地域相場によって変わります)

 

運営上の負担は、通常のデイ運営とほとんど変わりません。

 

これだけの収入増があれば

黒字化のペイラインを各段に超えやすくなると思いませんか?

 

 

訪問介護は移動ほぼ0で訪問効率が劇的にアップ!

訪問介護の業務効率アップ、負担軽減にも空き家活用は大きく貢献します。

 

極限まで収支を浮かせるために1日12時間拘束は当たり前それでも移動時間は勤務時間から除外されて実質9~10時間労働扱い…

 

等、現場は過酷な勤務状況になっている

ということも、決して少ないケースではないかもしれません。

 

ところが、空き家活用で一拠点に利用者が集中していれば

移動時間はほぼ0。

同じ棟内の利用者を巡回するだけで良いので

職員の負担は激減します。

 

実際に、モデル企業のとある施設では

40床余りのマンションを住宅型有料老人ホームとして運営し

棟内の利用者に対して訪問介護サービスを提供しています。

利用者の平均介護度は要介護0.8。

つまり半分程度を要支援の方が占めています。

 

従来、要支援が過半数を占めていたら

利益はほとんど出ない所ですが

移動効率が高いため、それでも収支が合うのです。

 

 

 

 

採用力強化にも大きく貢献!

「空き家活用」による収益力強化、

業務効率アップは、職員の採用面でもメリットがあります。

 

空き家活用を実践するモデル企業では、なんと募集広告費用を一切かけず人材獲得に成功し続けています。
業務負担が軽く、周囲の相場給与よりも高い支給がされるのでSNS等を通して応募が殺到するのです。

 

人材不足が叫ばれる介護業界の昨今で信じられないかもしれませんがこれは本当です…!

 

 

いかがでしたでしょうか?

「居住系の施設はやったことがないからリスク面が気になる、不安が大きい」という介護事業者様の声も、よく聞きます。

ですが、これから数年先の法改定を不安に感じる事業者様にこそこの空き家活用モデルは、ぜひ実践のです。
前回のメルマガでは空き家活用ビジネスの特別無料小冊子のプレゼントをご案内させていただきました。

 

予想よりも多くのご要望をいただき大変うれしく思っております。

 

今回は小冊子プレゼントはいたしませんがビジネスモデルについて気になる方、事例、ノウハウについてもっと詳しく聞きたい

 

という方は、下記の連絡先までご連絡ください。

皆さまの経営のヒントになることを願っております。

 

 

 

この記事を書いたコンサルタント

沓澤 翔太

デイサービス、特別養護老人ホーム、有料老人ホームなどの新規開設、収支改善、異業種からの介護事業への新規参入支援などを手がける。現在は、主としてデイサービスや有料老人ホームの利用者獲得や新規開設を中心にコンサルティングを行っている。 介護事業のコンサルティングの他、療養病床の転換や訪問診療など、医療業界のコンサルティングや、医療器具の販売促進についても実績を持つ。

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