皆さん、こんにちは。
介護・障がい福祉コンサルティングチームの中右有美（ナカウ　アケミ）です。
いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
 
医療介護業界の経営者、管理職の方とスタッフ様のモチベーションを向上させるためには
どうしたらよいのか、ということを日々ご相談いただきます。
現場サービスにおいて、スタッフ様のモチベーションに大きく影響するのが
ES（従業員満足Employee Satisfaction）です。
 
特に、女性が多い業界は「ため込んでいないか？」に早期発見することにあります。
なぜなら、どうしても我慢できない不満が１、２個あるとすぐに転職してしまうような傾向が見受けられるからです。
満足度を引き上げるコツは、仕事内容、職場、上司、労働条件を満足させていくことです。そうすると仕事のモチベーションが向上していきます。
 
船井総研では、この従業員満足に結びつく要素を分解すると、
その要素が９つあると考えています。
 
１理念・ビジョンへの共感
２仕事への誇りステイタス
３自身の将来像
４社員間の関係性
５上司への信用・信頼
６働きやすい環境
７衛生的な環境
８報酬/評価制度
９理念・ビジョンと合致した採用活動
 
これらを定期的に数値化することで、スタッフの離職率防止につながります。
また、満足度をあげるための改善につながりますので
結果的に業績につながります。
 
 
診断内容としましては、
たとえば
１．理念・ビジョンへの共感」という大項目の中の一つに
「経営陣から会議や研修会などで会社の目指す姿を聞く機会があると思う。」
というポイントがあります。
トップが直接スタッフに企業、法人の方針を伝えることが、満足度の向上につながる要素だということです。
 
そのような４９の質問項目について、点数結果していくことにより
ES（従業員満足）を高めるための改善が見えます。
企業の現場通信簿とでもいいますか、対策が見える化できるのです。
 
船井総研では、このES（従業員満足度）調査プログラムという診断プログラムを開発しております。
既に先行して、満足度調査を実施させていただいた企業様が出始めています。
また、グレードカンパニーのモデル企業と比較して、どのような差があるのか？
そのような組織なのか？がわかるため、「クレドを活用すればいいのでは」とか「評価制度を作ればなんとかなるかも」と感覚的にお考えだったことの優先事項が整理できます。
 
仕事にどのようなことを求めているのか？スタッフさまが求めているのかということを考えていただくきっかけになればと思います。
 
以上　
 
 

2017年新入社員研修のご案内

 

 

 

 

今回の担当コンサルタント

医療・介護・福祉・教育支援部

中右 有美(ナカウ アケミ)

昭和62年4月(株)船井総合研究所　入社。
女性活性化をテーマとした様々な研修、セミナーを実施している。
主には、サービス業を中心に業績アップと満足度アップを行っている。
対、お客様や利用者様に対する顧客満足度アップ、及びリピーターづくりの具体的商品化。
対、組織や企業においては、女性リーダー育成や新人研修を実施している。
マインドリセットや目標つくり、チームワークビルディングなどを実施し、セミナー人気が高い講師の1人である。
現場で培った多くの成功事例をルール化したノウハウは、多くのクライアントから高い評価を得ている。

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