自立型のチームを育てるには?

2016年4月1日配信

カテゴリ:
デイサービス

今回はニーズの高まる訪問看護・リハビリ事業で成功をされている法人をご紹介します。
 
専門職の多い法人では、離職者が多い、育たない、採用できないといった課題に直面しています。
問題は、職員にとっての魅力が薄いこと、職人集団からマネージャーがなかなか育たないことにあります。
 
訪問リハビリをメインとした訪問看護・リハステーションを15ヶ所運営する『(株)かなえるリンク』は過去5年間で、グループ内の利用者数が約3000名、社員数が約270名(うち専門職がほとんど)にまで成長しています。
 
特に驚くのは、年間離職率は5%以下で、かつ人材紹介会社をほぼ利用せずに毎年20名ほどの理学療法士や作業療法士が採用できていること。専門職の定着度を上げるためには、彼らが魅力を感じる法人の仕組みがなければいけません。 
 
専門職は「学び」と「自由」を好みます。
同社では、サービスエリア全体を4~5人単位の小エリアチームに分解してリーダーを配置しています。
部下のOJT・業務サポートをきめ細かく行えますし、クラウドシステムやIPADを活用して管理・事務業務の効率化を図り、会議時間・移動時間を低減。
リーダーは、地域でのイベントや勉強会の企画・運営などを自由に行うことができます。
職員クラスに対しても、最低限のルールはあるものの、スケジュール・移動手段・給与・外部研修受講などを自己裁量化し、入社時から自立を促しています。
全社レベルでの会議や研修会は年4回しかありませんが、法人の理念・方向性・現状把握はしっかりと行っています。
 
こうなると、各チームで症例を検討したり、課題を解決したり、勉強会を企画したりと、自ら考えること、自ら学ぶことを強いられますが、リーダーは上長であるの圏域リーダーに相談することができます。彼らのモチベーションを誘発する仕組みを作り、最低限のルールのもとで思い切って自由を与えてるのです。
医 
療・介護業界では異色な取り組みですが、職人気質溢れる専門職集団の定着を図り、専門職から優れたリーダーを輩出するためのヒントになります。

今回の担当コンサルタント

医療・介護経営支援部

森田 英樹(モリタ ヒデキ)

「企業の労働生産性を高めること」をコンサルティングテーマに、介護会社・社会福祉法人・建設会社などをご指導させて頂いております。経営レベルの戦略から現場レベルの戦闘まで企業様の事情や経営者様の想いをしっかり踏まえ「経営が持続成長するためのパートナーであること」をポリシーにご支援させて頂いています。現在のご支援先の年商規模は1億円~3000億円までと幅広く、社内でも非常に珍しい存在。年間250日以上、全国各地へ出張続きの生活を送っています。

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この記事を書いたコンサルタント

森田 英樹

兵庫県出身。慶応大学経済学部卒。 前職で在職中に神戸大学大学院経営学研究科で修士(MBA)を取得し、2004年、船井総合研究所に入社。「企業の労働生産性を高めること」をコンサルティングテーマに、介護会社・社会福祉法人・建設会社・メーカーなどをサポートしている。

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