生成AI、使いこなせていますか?生成AIの落とし穴と賢い付き合い方
- カテゴリ:
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いつも コラムをご覧いただきありがとうございます。
船井総合研究所 子育て支援部の児玉です。
前回のメルマガでは、障がい福祉事業者必見!おすすめの生成AIツール5選についてお話しました。
前回メルマガはこちら
https://kaigo-keiei.funaisoken.co.jp/houkago/mail_magazine/%e9%9a%9c%e3%81%8c%e3%81%84%e7%a6%8f%e7%a5%89%e4%ba%8b%e6%a5%ad%e8%80%85%e5%bf%85%e8%a6%8b%ef%bc%81%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%81%ae%e7%94%9f%e6%88%90ai%e3%83%84%e3%83%bc%e3%83%ab5/
今回は、生成AIをより安全に活用するための注意点と対策についてお話します。
生成AIは「嘘」をつく?
生成AIは非常に便利なツールですが、完璧ではありません。まるで人間のように自然な文章を生成する一方で、「ハルシネーション」と呼ばれる、事実に基づかない情報を生成する現象が起こることがあります 。
生成AIの嘘は、情報源としての信頼性を損なうだけでなく、誤った意思決定につながる危険性もあります。生成された情報は必ず人間の目で確認し、必ず一次情報を確認することが重要です。
個人情報の取扱いには要注意!
生成AIに個人情報を入力すると、AI企業のサーバーに保存されたり、システム障害などで漏洩する可能性があります 。
個人が特定できないように情報を加工し、特にパスワードやクレジットカード情報等 秘匿性の高い情報は絶対に入力しないようにしましょう。
著作権侵害にも注意!
生成AIは、大量の著作物を含むデータを学習しているため、既存の作品に類似したものを生成する可能性が高く、生成AIが生成した画像や文章が、既存の著作権を侵害する可能性もあります。
生成されたコンテンツが既存の著作物と類似していないか確認し、出力したものはそのまま使用せず、手を加えることが重要です。
生成AIの限界を知ろう
大量のデータ処理やパターン認識、類似コンテンツの生成、アイデアの提案等が得意で、とっても便利な生成AI。しかし、倫理的な判断や独創的な創造、最新情報の把握等はまだまだ苦手です。
生成AIに頼りきってしまうことなく、生成AIの特性を理解し、上手に付き合っていくことが大切です。
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5月23日(金)13:00~16:00
【参加料金】
一般価格 30,000 円 (税込 33,000 円)/ 一名様
会員価格 24,000 円 (税込 26,400 円)/ 一名様
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5月23日(金)13:00~16:00
この記事を書いたコンサルタント

児玉梨沙
宮崎県出身。東京大学教育学部を卒業後、船井総合研究所に入社。 保育園や幼稚園などの子ども・子育て支援分野、そして児童発達支援・放課後等デイサービスや就労継続支援事業など、障がい福祉分野において、事業展開、マーケティング戦略、マネジメント戦略など、多岐にわたる分野でコンサルティングを行ってきました。 自治体の「こども計画」策定などにも携わっており、豊富な実績と、官民双方における幅広い経験に基づき、クライアントに最適なソリューションを提供します。