単月売上3,000万円!数字を作れる&部下が付いてくる児発管・サビ管・管理者を育てるポイント
いつもメルマガをお読み下さり、ありがとうございます。船井総合研究所の藤光です。
迫る報酬改定、人材難。今後生き残る児童発達支援・放課後等デイサービス
報酬改定を来年に控え、専門職を始めとする人材の採用、加算の取得などに動かれている事業者様が多いかと思います。
障がい福祉サービスそのものについては予算額が過去13年間で3倍以上に伸長しており、業界全体としては活況といえます。
しかし、その一方で報酬単価の下落、競合の増加、人材獲得難などに伴い、苦戦を強いられている企業が増えています。
更にそこへ輪をかけるように、二類型化が進むことによって支援の質も問われることとなり、今後生き残りのために熾烈な競争が生まれることが予想されます。
そんな中、恐らく今後を生き残ることが出来であろう企業は何をしているのか?
それは、ズバリ「多店舗展開」です。
先ほど人材難と書いたばかりですが、言い換えれば少ない人材の中で、いかに数字を作れる人物を育成するかということが重要です。
たった1年で「数字を作れる」&「人が付いてくる」管理者を量産するKPI管理と運営会議
数字を作る、ということは即ち売上を上げること。つまり
①加算の取得要件を理解し、
②利用契約者を増やし、
③利用回数を多く確保する(10名定員の場合、キャンセルが出ることを差し置いても10名に着地させる)
ということです。
どのようにすれば①〜③を全て遂行出来るのでしょうか?
それは、毎日のKPI管理にあります。
どの加算を取得し、キャンセル率をどのようにコントロールし、利用増回を進めていくか、などの指標を要所を押さえて管理していくことが必要不可欠です。指標を決めた後は、会議でそれらを管理していきます。
例えば売上に直結する延べ利用回数は、キャンセル率が高ければそのぶん低迷します。また、加算を取得出来ていなければ、延べ利用回数が多くても売上が伸び悩む可能性があります。それぞれの数値が絡み合っていますので、どの数値を向上させるためにどのような原因があるかを精査し、アクションを考え、行動に繋げていくというプロセスを実施していきます。
どの業界でも「無駄な会議を減らす」という風潮が広まっていますが、ヒト、特に管理者を育てるには会議の形式が最も効率的です。ここまで専ら数字のことについて書いて参りましたが、残念ながら、数字を作れるだけでは、残念ながら優秀な管理者とは言えません。
真に優秀な管理者は、経営者の意図を汲み取り、収益面だけではなく社会性・教育性をバランスよく兼ね備えている必要があります。
そのような「数値で示すことのできない価値観」の醸成には、会議の形式で共有し続けることが最も効果的かつ効率的なのです。
また、会議にはそれぞれの「目的」を持たせることも重要です。
上述の数値管理・改善のためのミーティングに加え、経営者の理念を浸透させるための会議、支援の質を向上させるための会議など、目的を持った形態で会議を組むことが重要です。
数字が作れる&部下が付いてくる管理者を育成!多店舗展開を成功させる秘訣を大公開!
ごく簡単にではございますが、ここまで管理者が成長のために必要な点をまとめてまいりました。このような文章だけではなく、実際に単月売上3,000万円を作れる管理者を幾人も育て、多店舗展開を成功されているINSPIRE株式会社様をゲストとしてお呼びし、セミナーを開催することとなりました。今後児童発達支援・放課後等デイサービス、就労継続支援、就労移行支援で生き残りたいと本気でお考えの方は、是非お申し込みください!
この記事を書いたコンサルタント
藤光 孝法
前職で作業療法士として精神障がい者・知的障がい者の社会復帰に携わった経験を活かし、障がい者の一般就労実現に向けた、就労継続支援A型事業の新規開発、業態展開、事業活性化を主としてコンサルティングを行っている。 就労を視野に入れた放課後等デイサービス事業の活性化にも取り組む。