児童発達支援・放課後等デイサービスは変わった。今こそ「収支の構造」を経営者が把握すべき理由

2025年6月12日配信

カテゴリ:
放課後等デイサービス 障がい福祉

制度が変わったことで、「収支の構造」を見直さなければ黒字でも不安定化する時代に入った。
児童発達支援・放課後等デイサービスの経営において、今求められているのは、“稼働”や“加算”ではなく、全体設計としての一貫性です。

いつもお世話になっております。
株式会社船井総合研究所 子育て支援部の藤光です。
児童福祉領域における2024年度の報酬改定を受け、全国で「静かな経営危機」が広がりつつあります。
今回のご案内は、そんな今だからこそお伝えしたい、経営者向けセミナーのご紹介です。

なぜ、契約があっても利益が出なくなったのか?

2024年度の報酬改定は、一見すると「単価調整」のように見えますが、実際には構造全体の再設計を促す改定でした。
今、現場で起きているのは以下のような事象です。

・利用者数があっても、稼働・加算・配置の「ズレ」で赤字になる
・職員を揃えているのに、加算が安定せず、収益が読めない
・自治体指導で「説明できない構造」が是正指導の対象になる

つまり、努力が足りないのではなく、構造が合っていないのです。
このような「見えづらい経営リスク」を避けるためには、経営者自身が制度構造と収支構造を正しく把握することが不可欠です。

まずは「なぜ崩れ始めたのか」を、経営者の視点で理解する

今回ご案内するセミナー第1講座では、以下のようなテーマを扱います。

・制度変更の「本当の影響」と国の意図
・黒字事業所と赤字事業所の構造的な違い
・収益を崩す「ズレ」の発生メカニズム
・今後の制度運用に必要なガバナンスと選択肢

この講座は、「改善ノウハウ」ではなく「判断の軸」を持つための内容です。
経営者として、「いまの事業所は制度に合っているか」を見極める基準を、ぜひ手に入れてください。

児童発達支援・放課後等デイサービス 収支改善セミナー2025


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7月31日(木)13:00~15:00

この記事を書いたコンサルタント

藤光 孝法

藤光 孝法

前職で作業療法士として精神障がい者・知的障がい者の社会復帰に携わった経験を活かし、障がい者の一般就労実現に向けた、就労継続支援A型事業の新規開発、業態展開、事業活性化を主としてコンサルティングを行っている。 就労を視野に入れた放課後等デイサービス事業の活性化にも取り組む。

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