コロナ禍でもスムーズなオンライン移行によって高稼働率を実現!

2020年5月19日配信

カテゴリ:
放課後等デイサービス

いつもお読みいただき、ありがとうございます。障がい福祉グループの藤光孝法です。

新型コロナウイルスの感染拡大により、特に「人」と「人」が密に接する業態のサービスにおいて、消費者側が商品やサービスの利用・購買を控える行動をとり、実に様々な業界が売上に直接的な打撃を受けています。
このメルマガをお読みいただいている方のなかで、特に通所系サービス事業で稼働率低下が生じているケースも多いのではないでしょうか?

一方、このような未曾有の状況下にあっても、昨今話題になっている「オンライン化」を通じて、高い稼働率を維持できている事業も存在しております。
そのうちの1つが、障がいのある中学生・高校生を支援する「就労準備型放課後等デイサービス」です。

放課後等デイサービスとは、障がいのある小学1年生~高校3年生に向けて将来の自立に向けた支援を行う、障がい福祉サービスの1つです。
本来、多くの放課後等デイサービス事業所では、障がいのある子どもに事業所まで通所してもらい、直接支援するというスタイルをとっています。
それに対して「就労準備型放課後等デイサービス」では、もともと「塾」のような形式でプログラムを提供するスタイルをとっています。ちょうど、予備校の通信教育のようなイメージです。ですので、オンライン化を実現しやすいというメリットもあるのです。

例えば、コミュニケーショントレーニングの1つとして行う就職試験に向けた面接練習の場合、画面上に表示される指導員が面接の相手役となり、実際の場面を想定したやりとりを画面を通じて実施することが出来ます。また、就職に向けたトレーニングのほかにも、自宅内で家事の習得に向けたトレーニングなどについても動画で学ぶことが出来ます。
学校では教えてくれないものの、社会生活で必要となる知識・行動を、場所を問わず学ぶことが出来るのが、就労準備型放課後等デイサービスの魅力と言えるでしょう。

このコロナ禍がいつまで続くのかは誰にも予想できないですが、そんな中でも間違いなく言えるのは、子どもから高齢者まで年齢を問わず、障がいや不自由を抱えた方は、絶えず支援を必要としているということです。
このような状況であるからこそ、「今できる支援」を「今できる手法」で、手の届く方々を相手に提供していく方法を見つけるきっかけにもなるのではないでしょうか?
ここまでお読みいただいて、少しでもご興味をお持ちの方は、こちらをご覧ください。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/061421

この記事を書いたコンサルタント

藤光 孝法

藤光 孝法

前職で作業療法士として精神障がい者・知的障がい者の社会復帰に携わった経験を活かし、障がい者の一般就労実現に向けた、就労継続支援A型事業の新規開発、業態展開、事業活性化を主としてコンサルティングを行っている。 就労を視野に入れた放課後等デイサービス事業の活性化にも取り組む。

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