グループホームへの「精神科」訪問看護

2023年10月31日配信

カテゴリ:
新規参入 障がい者就労支援 障がい福祉

皆様、いつもありがとうございます。船井総研の家徳です。

今回はグループホーム、就労支援事業、相談支援事業等、
障がい福祉サービスと抜群に
相性が良い”精神科”訪問看護についてお伝えします。

”精神科”訪問看護は精神疾患患者の増加や””精神障害に対応した
地域包括ケアシステム”を国が推し進めている背景もあり、
必要性が高まってきております。

本コラムでは

・精神科訪問看護ってどんなサービスなの?
・精神科訪問看護は何故求められているの?
・精神科訪問看護と障がい福祉事業との相性は?

上記3点の疑問にお答えいたします。
新規事業を検討されている経営者様は重要ですので
必ず見ることをおススメさせていただきます。

★精神科訪問看護とは?★

精神科訪問看護は、訪問看護の業態に区分されるサービスであり、
主にうつ病等の精神疾患患者のご自宅にお伺いし、訪問看護のサービスを
提供することを指します。通常の介護サービスの訪問看護と違い、
精神科訪問看護の場合は、医療処置が発生することはほぼ無く、
利用者とのコミュニケーションを通じた対人関係の改善や生活リズムの
確立のサポートがサービスの中心です。
そのため通常の訪問看護に比べご逝去による利用者数減少の懸念が
少なく、利用者数が安定しやすいため新規事業を検討している
経営者様に非常におススメです。

★精神科訪問看護は何故求められているの?★

精神科訪問看護が必要とされている理由の1つに精神疾患患者の
増加があります。下記グラフの通り、厚労省の「患者調査」によれば
日本はうつ病等の精神疾患患者が増加傾向であり、特に近年は10年間で
約100万人と急激に増加しています。
特に精神科に係ることへのハードルが低くなっていることから
外来患者数が増加傾向であるため、患者の在宅における生活を支える
精神科訪問看護のニーズも高くなってきております。

精神疾患患者数の推移

また国も方針として”精神障害に対応した地域包括ケアシステム”の
構築を進めております。この中で、「精神科医療機関、その他医療機関
、地域援助事業者、市町村などとの重層的連携による支援体制を構築」
とあり、在宅復帰後は病院だけでなく、クリニックや就労支援施設、
訪問看護ステーションといった複数事業所が連携して患者を支えていく

ことが明文化されております。特に成果目標として

・精神障害者の精神病床から退院後一年以内の地域における
平均生活日数316日以上(H30年時点の上位10%の都道府県の水準)
・精神病床の1年以上入院患者数:10.6万人~12.3万人に
(H30年度の17.2万人と比べて6.6万人~4.9万人減)
・退院率:3ヵ月後 69%、6ヵ月後 86%、1年後 92%
(H28年時点の上位10%の都道府県の水準)

の3点が掲げられていますが上記3つの成果目標達成には
訪問看護の役割が非常に重要と言えます。
下記は厚労省が公表している、精神療養病棟の入院患者が退院する上で
重要となるサービスを精神療養病棟に対してアンケートを取った結果です。

退院に訪問看護が必要な理由v2

グラフの通り、入院患者が退院する上でも訪問看護が最も重要な
サービスという位置づけになっており
、今後必要とされる
サービスと言えます。

★精神科訪問看護と障がい福祉事業との相性は?★

結論からお伝えすると精神科訪問看護は障がい福祉サービスと
非常に相性が良い
と言えます。
”精神科”訪問看護はサービスの利用者のメインが30~50代の精神疾患患者
になるため、就労支援事業やグループホームのサービスを既に
持っている法人にとって事業としての相性が非常に良い
です。
実際に精神科訪問看護の利用者獲得においても、就労支援機関、
グループホームからご紹介をいただくケースは多いため、
そのような障がい福祉サービスを既に持っている事は始める上で
大きな利点
と言えます。
またご利用者様のケアの視点から考えても外での生活だけでなく、
”在宅”における生活まで関わることが出来るのは障がい福祉事業の持つ
”社会性”をより強化していけると言えます。

ここまで精神科訪問看護について障がい福祉事業との相性、を
お伝えしましたが、より深くお伝えするためにセミナーをご用意させて頂きました。

下記の

・精神科訪問看護に是非参入したい
・既存の障がい福祉サービスと相性が良い事業を始めたい
・精神科訪問看護を始める上でのポイントを知りたい
・精神科訪問看護の収益性を知りたい
・精神科訪問看護のビジネスモデルの詳細を知りたい
・成功している精神科訪問看護の事例を知りたい

に該当する方にはピッタリのセミナーとなっています。

https://www.funaisoken.co.jp/seminar/105325

グループホームへの「精神科」訪問看護

精神科訪問看護新規参入セミナー

この度船井総合研究所では、精神科訪問看護に参入して、
オンコールなしで営業利益20%達成するなど高い収益を実現している
事例企業をお招きしたセミナーを開催致します。

精神科訪問看護の概要、参入に必要なポイントを1日で理解できる内容と
なっておりますので以下の該当する方におススメ出来るセミナー
となっております。

・精神科訪問看護に是非参入したい
・既存の障がい福祉サービスと相性が良い事業を始めたい
・精神科訪問看護を始める上でのポイントを知りたい
・精神科訪問看護の収益性を知りたい
・精神科訪問看護のビジネスモデルの詳細を知りたい
・成功している精神科訪問看護の事例を知りたい

セミナーにお申込み希望の方は下記詳細をご確認頂けますと幸いです。
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・2023/11/17 (金) 13:00~16:30 船井総合研究所 東京本社
・2023/11/24 (金) 13:00~16:30 船井総合研究所 大阪本社

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この記事を書いたコンサルタント

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