新規事業の成功確率を高める3つの条件
- カテゴリ:
- 保険外リハビリ
新規事業の立ち上げを専門にコンサルティングをしているとよく耳にする言葉があります。
「新規事業は本当に難しい」
「事業計画通りに進まない」
「とにかく、早く黒字にしたい」
新規事業に目をキラキラ輝かせ、事業計画を片手に夢を語っていた経営者様でも思った結果が出ずに撤退する場面を見てきました。
それを見て思うことは1つです。
「どうすれば成功確率を上げられるか・・・」
新規事業の成功確率を上げるのに特別な魔法はないと私は思っています。
しかし、『成功』している企業には大きく3つの条件があります。
それは、
①経営者が本当にやりたいことを事業にしている
②成功している会社のマネをしている
③マネをしていく中で1つだけ違いをつくる
とてもシンプルですが意外とできていないと思いませんか?
事例をご紹介致します。
兵庫県尼崎市に亀井整形外科医院という地域に根付いたクリニックがあります。
なんと、この2年で新規事業を5つ立ち上げています。
美容事業、リハビリ事業、ピラティス事業、就労支援事業、介護の人材派遣事業、です。
「1つの事業立ち上げだけでも大変なのに・・・」
という声が聴こえてきそうですね。
なぜここまで立ち上げるのか、理由は1つ、「経営者がやりたいから」です。
もちろん、事業立ち上げのタイミングは練ってきました。
各事業にはそれぞれ経営者の気持ちに共感している責任者を配置していますし、「スタッフが育ったと判断した結果タイミングが重なった」というのです。
また、どの事業も必ずモデルとなる企業、施設が存在します。
事前の視察に責任者の現場調査など成功事例を研究し、まずは自社に取り入れてから結果をみて次の対策を判断しています。
その結果から、「自社の絶対的な強みを1つ持つ」ことに繋げていきます。
実は5つの新規事業も既存事業の強みを活かせるものでした。
美容部門であれば鍼灸師がいて美容鍼を行う、など。
ですが当初は必ず成功事例の良いところを真似し、後から独自でもっていた技術やノウハウを重ねていくことで他社にない強みに昇華しているのです。
3条件を満たし、亀井整形外科医院では診療報酬以外の売上が急増しています。
グループ売上を5年間で2.5億から5億まで倍増の計画があるためです。
「診療報酬は安定していますが、医療は医師への依存度が大きい。医師が関わらず組織として強くなるには医療以外を伸ばさないといけない」と経営者は言います。
なにより「自由にできて利用者も満足できる、その方がおもろいやろ」と笑顔で語る姿が印象的でした。
追伸.
お伝えした5つの事業は医療法人や医師ではなくてもできる事業です。
この中で最も業績が伸びているのがリハビリ事業です。
『障がい者専用のパーソナルジム』とイメージしてください。
定期的に通っていただき、40代・50代の社会復帰を応援する社会性が高い事業です。
収益性も高く、一人当たりの生産性が月100万円を越える高収益モデルです。YahooやGoogleで検索した方が来店し、半年かけて目標を達成していくまでマンツーマンでサービスを提供する事業になります。
初期投資は200万円~、単店売上300万円以上。
11月に事例の特別講演が聴ける、実際の現場が見れるWebセミナーを開催いたします。
セミナーの内容を詳しく知りたい、無料で事例レポートが読みたい
という方はコチラ!▼▼▼
収益性×社会性の高いリハビリ事業とは
開催日
11月1日(日) 10:00-12:00
11月12日(木) 13:00-15:00
11月19日(木) 13:00-15:00
11月26日(木) 13:00-15:00
※全て同じ内容となります。
詳しい内容はこちらのページからご確認のうえ、
お早めにお申し込みください。
オンラインだからこそ、バーチャル視察で施設を見ることができる、またとないチャンスです。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/065092
この記事を書いたコンサルタント
久積 史弥
理学療法士として病院、介護会社の責任者を経験した後に船井総合研究所に入社。前職では訪問看護事業の営業、看護師・理学療法士など約30名のマネジメントに従事、高収益事業として組織を牽引した実績を持つ。 現在は、介護・医療・保険外と幅広い領域でコンサルティングを行う。新規事業の立ち上げの経験が豊富であり、資格者採用・育成による組織活性化、営業による顧客獲得を得意とし、事業推進の手腕に定評がある。