成功事業2つの掛け合わせ!オープン初月に40名が契約した通所サービスとは
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新しくシニアビジネスをご検討されている方に朗報です。
全く新しい事業ではなく、既にある事業を2つ掛け合わせることで低リスクかつ絶大な効果が得られている事例をご紹介します。
コロナの影響を受け、開業が遅れながらもオープン初月になんと40名が新規契約となりました。
施設の内覧会には100名を超える方が来ています。
その特徴は、、、、
「もういいよ・・・」という言葉が聞こえてきそうな「コロナ」ですが、先が見えない状況でも企業経営で共通しているのは攻めている会社は業績が好調だということです。
例えば、訪問営業を止めなかったデイサービスが8月に過去最高益を記録した事例があります。
同じく攻めの姿勢として新規事業をお考えの経営者様も多いのでないでしょうか?
しかし、新規事業はリスクが高いと感じていませんか?
本日事例付きでご紹介するのは、これまでになかった完全な新規事業ではなく、「既存事業」×「既存事業」です。
具体的には同施設内で行う「デイケアまたはデイサービス」×「自費リハビリ」です。
2つの事業の掛け合わせることでそれぞれのデメリットを解消し、相乗効果を発揮します。
デイケアまたはデイサービス(以下、デイ)はサービスの差別化ができず単価も低かったデメリットに対し、自費という付加サービスで単価アップが見込めます。
自費リハビリ事業のデメリットはケアマネや病院からの紹介が得られ難いことですが、デイがあることで解消され、それどころか相談役になることで強固な顧客基盤をつくることができます。
こちら、実際の事例をご覧ください。
デイ、自費リハビリ事業、どちらも単独で成功していた企業様の新たな一手として知っていただきたい事例です。
内覧会には100名以上の方が来られ、オープン初月から40名が契約した千葉県千葉市にある「幕張ホームクリニック デイケア」です。
定員100名、広さ100m2以上、
1日2回転のリハビリ特化型大規模施設です。
特徴は介護保険と自費のどちらで利用するか選択できることです。介護保険を利用すれば理学療法士による20分、自費であれば90分の個別リハビリを受けられます。
相談や体験時に時間・内容の違いを説明し、専門的な評価から適した方を勧めていくのですが、これまで来た方はほぼ100%契約になっています。
サービスを調整するケアマネからも「料金・サービス内容の違いが分かりやすくて良い」、「利用者への説明もしてくれるから助かる」と言った声が聴かれています。
驚くことにこれまで自費リハビリ単体の時は紹介が月1,2件だったのですが、現在は自費について月10~20件の相談が入っています。
まずはデイ利用となったとしても、保険利用者のプラットフォームができることで単価アップの自費提案をスムーズに行いやすくなります。
事業者側としては送迎も楽になり、保険利用の方が自費でリハビリしている方の利用状況を確認し、追加オーダーが入るなど予想以上の効果を実感中です。
幕張ホームクリニック デイケアでは理学療法士が3名所属し、それぞれ保険か自費の対応をしていますが、オープン直後にも関わらず「ここはリハビリに強い」と地域ブランディングに成功した立ち上げ結果となりました。
成功事例レポートのダウンロード、ご紹介事例の代表取締役がゲスト登壇するセミナーの詳細はこちらから
本文でご紹介した幕張ホームクリニックデイケアの成功レポートです。
フランチャイズビジネスによる利益減だった同グループ会社が行っていた自費リハビリ事業の立ち上げ秘話がお読みいただけます。そして、順調に成長していた中、なぜ保険事業のデイと自費事業を併設するに至ったのか包み隠さずお伝えしています。
歯医者や整骨院と同じく保険と自費の同時提供がスタンダードになる日がもうすぐやってくるかもしれません。
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/064813
この記事を書いたコンサルタント
久積 史弥
理学療法士として病院、介護会社の責任者を経験した後に船井総合研究所に入社。前職では訪問看護事業の営業、看護師・理学療法士など約30名のマネジメントに従事、高収益事業として組織を牽引した実績を持つ。 現在は、介護・医療・保険外と幅広い領域でコンサルティングを行う。新規事業の立ち上げの経験が豊富であり、資格者採用・育成による組織活性化、営業による顧客獲得を得意とし、事業推進の手腕に定評がある。