甘すぎてもダメ、辛すぎてもダメ

2016年8月12日配信

カテゴリ:
人材採用・育成・評価

介護業界は、専門職の集団である部分と無資格者の労働集約産業である部分の2つがあります。
現場は女性が多いため、
「女性組織の作り方」と「まとめ力」が重要となってきます。
女性組織をまとめるポイントは、
「効率化」「時短」「コミュニケーション」の3つの柱です。
 
具体的には
1.清掃作業などはパートを雇用し、時短に努める
2.月一度の会議は、あえてフェイスコミュニケーションをとり、情報共有する場を設ける(外からの情報を入れて、自分だけの世界にこもることがないようにする)
3.会議などは資料を多くせず、解決したいことを絞りシンプルにする
4.メンター制度などを導入し、悩みや現場の困ったことを相談できる仕組みを設ける
5.キャリアプラン(スキルアップ)は、短期間で目指せるものを設定するなどです。
6.気づいたこと、いいにくいことは、その日のうちに付箋などでメモをとり貼り付けておき、コメントを入れて返信する
 
これらは、大手企業でなくとも取り組みやすい事例かと思います。
3ヶ月~6ヶ月で業績に連動するための教育プログラムを作成し、チームワークよく仕事を仕上げるために、取りまとめ役のリーダーを育成していくとよいでしょう。
 
また、日報管理などをし、タイムレスな返信を行うことは取り組みやすいと思います。また、仕事上での個々の特性をマネジメントソリューションなどを用いて診断することも有効です。
 
お互いの特性を理解し、あえて公開することで人間関係におけるストレスを減らしていきます。
相手を理解するには、自分自身を理解することが先です。女性同士の人間関係は、なかなか男性には複雑で入り込みにくい特性があるかもしれません。
しかし、ソリューションを用いて診断し、公開することで客観的に自分自身を見つめることができます。
 
〇〇さんだからどう・・・ではなく、何を目指すチームなのか?職種別のミッションをもとに個人の特性を活かしながらチームとして動けるようにマネジメントが可能となります。
 
介護業界の幹部として何よりも必要なことは
・約束を守ること、守らせること
・挨拶などをしっかりし、明るいオーラであること
・常に誰がどこにいるのか?を気にかける気配りをすること
の3つが重要です。
 
中右 有美(なかう あけみ)



 

 

 

 

中右 有美(ナカウ アケミ)

今回の担当コンサルタント

医療・介護・福祉・教育支援部

中右 有美(ナカウ アケミ)

昭和62年4月(株)船井総合研究所 入社。
女性活性化をテーマとした様々な研修、セミナーを実施している。
主には、サービス業を中心に業績アップと満足度アップを行っている。
対、お客様や利用者様に対する顧客満足度アップ、及びリピーターづくりの具体的商品化。
対、組織や企業においては、女性リーダー育成や新人研修を実施している。
マインドリセットや目標つくり、チームワークビルディングなどを実施し、セミナー人気が高い講師の1人である。
現場で培った多くの成功事例をルール化したノウハウは、多くのクライアントから高い評価を得ている。

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